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my今年の漢字

今年の漢字が決まった。
毎年清水寺で書かれるアレである。

まだこのニュースを知らない夫に、
「今年の漢字、何だと思う?」
と聞いてみたところ、しばらくして
「『続』かなあ。コロナはまだまだ続いているし、国外の戦争は思いのほか長続きしているし」
との答え。
むむ、クイズのように突発的に聞いたわりには、なかなかいい答えが返ってきた。

正解は、『戦』。
ロシア・ウクライナ戦争、円安・物価高による私たち市井の生活の戦い、サッカーワールドカップ戦などの意味が込められているとか。
私が『戦』と見てぱっと思い浮かんだのは国外の戦争なので、それよりも『続』の方が少し平和な感じがしていいなあと思ってしまった。


実は私も毎年、my今年の漢字を決めている。
今年でちょうど10年目だ。
秋の涼しい空気を感じると「今年はどんな漢字の1年だったかな」と考えだし、年末に最終決定する。
そして、漢字と一緒になぜその字にしたか、1年の総括とともにノートに書いておく。
すると、あとで見返した時に「この1年は大変だったなあ」「この年はなかなかチャレンジングな年だったんだなー」と、わかりやすくて面白い。

my今年の漢字は、もう候補は考えてある。
これが、インスピレーションのようにぱっと思い浮かんで年末まで眠らせておくこともあれば、ぎりぎりまで思いつかず捻り出すように決める年もある。今年はインスピレーションだった。
ただ、どのように決まっても、最後は「私の今年の漢字はこれしかない!」と思える漢字になるもの。

清水の漢字よりは安寧としているので、あとはもうこの漢字を覆すようなどんでん返しが起こらないことを祈るばかり。

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