出張便乗旅行2023年1月その2
その1からの続きです。
タウランガからロトルアは、車で1時間ほどなので、あっという間。街中に入る前に、知り合いが絶賛していたSecret Spot Hot Tubsに寄りました。シークレットというだけあって、森の中にひっそりと、木のバスタブが配置されていて、露天風呂が楽しめます。
実は行く前は、あまり期待していなかったのです。硫黄の温泉で有名なロトルアですが、ここのお湯は温泉ではありません。価格は45分間で1人39ドル(3200円ぐらい)で、日本の感覚だと高く感じられるのではないでしょうか。でも、行ってみたら、とても気持ちが良くて、大満足でした! 温泉でない分、硫黄の匂いがしなかったのも、私には良かったです。
都合のいい時間をネットで予約して、到着したらロッカーのキーを受け取り、指定されたタブへ。
あいにくの曇天で、時折小雨がぱらつきましたが、大きな傘の下で、のんびり過ごすことができました。45分間は短いかと思いましたが、十分に満喫しました。更衣室やシャワー、ロッカーなどの設備はホテルのスパのレベルの高さで、きれいで使いやすかったです。また、ぜひ行きたいと思います。お勧めです。
このあと、ロトルアの街中でランチ。Saigon '60sというベトナム料理のお店に行きました。ベトナム人のシェフがやっていて、満員ですごく待たされた割には、味は普通でした。。。
この日のホテルは、Pullman Rotorua。街中にあって、とても便利です。ロトルアで唯一の五つ星ホテル、とのことで楽しみにしていました。でも、残念ながら今一つでした。このホテルでは一番スタンダードな部屋だったので、部屋に自分で荷物を持っていくことと、風景は殺風景な灰色の建物ばかりで、ロトルア湖はほんのかけらが見える程度であることを差し引いても。
例えば、
- いまどき、部屋にミネラルウォーターがない(忘れられたのかなあ?)。
ー スリッパはあったが、いくら使い捨てとはいえここまで薄いものを見たことないというぐらいぺラパラ。夫は持参していたほかのホテルのスリッパを使用。私もそうすれば良かったというぐらい、履いていて悲しくなった。
- まだ新しいホテルなのに、シャワーのコード部分が水漏れして使えず、レインシャワーでしのいだ。これなら以前に泊まったノボテルの方が、設備は古かったけれど、プールもあるし、風景もきれいで、駐車場も充実していて良かったです。
夫が仕事に出かけた後は、私は部屋でPC作業。途中、コーヒーを飲んだりして、快適に過ごしました。
夕食は、夫の仕事関係の方をお招きして、ホテルから徒歩で5分ほどのPocoというレストランへ。
お招きした方の波乱万丈な人生をゆっくりお伺いできて、感銘を受けた夜でした。
翌朝、旅のお楽しみの朝食です。
この日は朝からずっと雨。することも思いつかず、あっさり帰ることに。通り道のハミルトンの農園に寄って、イチゴを買って、おみやげとしました。
ロトルアの街は、雨が降っていたせいもあるでしょうが、薄暗く、さびしい感じがしました。帰り道に、ニュージーランドの植物や動物を見学できるRainbow Springsというアトラクションがクローズになって、廃墟のようになっていたのでびっくり(後で調べたら、国立のキウイ保護施設はまだオープンしていて、ツアーをやっていました)。いろいろと変化があるものです。
オークランドでは1月末に、200年に一度と言われる大雨で、あちこちで洪水や土砂崩れが発生しました。我が家のエリアは、「それにしても一日中、休みなく雨が降るねー」と言っていたぐらいで、幸いなことに大きな被害はなかったので、夜になってニュースを見てびっくり仰天。
そして、今は静かで天気がいいので想像がつかないのですが、来週初めに、今世紀最大となる大型サイクロン「ガブリエル」がニュージーランドに上陸するとのこと。今週末はサイクロンに備えて、庭の剪定に励もうと思います。あと、オークランドのシティカウンシルが「3日分の用意を」と訴えているので、食料の買い出しにも行こうと思います!