【男性育休6カ月】技術職サラリーマンが育児休職を終えた結果は?
前提条件
私は入社して13年目の30代サラリーマンです。
業種は建設業に分類している弊社。
インフラ関係の電気設備のメンテナンス、工事の施工管理などの業務がメイン。
男女比率は9割は男性を占めています。
男性の育児休職に前例があまりない中、半年間という
比較的長期に分類される期間を取得させていただきました。
労働者の権利ですので会社側からは反対もされませんでした。
実際に取りずらいムードみたいのが勝手な思込みでありましたが
あっさり。
3月初旬に第一子が生まれたので9月初旬までの期間。
今後社内で子供が生まれた人がいたら
今よりさらに取りやすくなっている風土になればいいな。
育児休業給付金がなかなか振り込まれないのがありますが
3か月分くらいの生活費があれば無理なく金銭面はどうにかなります。
どのみちお金は入ってきますので少しの間は辛抱。
できたこと
育児、家事以外でできてよかったことです。
母乳混合だったので父としては授乳、料理以外の担当。
哺乳瓶の消毒が回数多くて地味に大変というかそれプラス名のない家事が多すぎぃ!
妻はもっと大変なんだけど。
自分がもし母だったらとても持たない。
本当よくやっていて尊敬。
お花見
初節句
初宮参り
お食い初め
予防接種
地域の子育てサロンに参加
図書館
ひまわり畑でラジオ体操
舌小帯手術
ベビーサークル設置
海に行く
おそらくワンオペ育児だとこんなにたくさん
できなかったと思う。
時間使うのうまい人だと育休とらなくて、
普段の休日でできる人もいるかもしれませんが
自分たちの気力ではこれが上出来。
予防接種は2~6カ月までは頻繁に受けないといけないし。
現代赤ちゃん受けるのかなり多いですね。
これは昔に比べたら負担増かと思います。
一人で予約して、問診票書いて、当日病院に行く事
考えるとこれは2人で連れて行けてよかった。
地域の子育てサロンの参加については
地域のママパパが集まって、
育児の相談や地域の情報交換などする集まり。
2人、3人と育児を経験している方が多かった。
個人事業主の方や面白い経歴の方が多く、
かなり今後のためになった。
息子は周りの子を見てうつ伏せ、寝返りの
やり方を観察しているように見えた。
これで今まで出来なかった事が
家に帰ったらできるようになっていた事があって
びっくり!
特によかったのは舌小帯短縮症に詳しい方がいて
実際に手術した話を聞けて、
最初は手術は怖いと感じたけど
後々の人生考えるとメリットだらけ。
わが子の舌小帯も手術するきっかけになりました。
これについてはまた別記事で書きますね。
なにより私たちのような
両親も遠方で頼れる人が近くにいない
育児経験なしの者にとっては
とてもありがたいコミュニティで精神的にも
助かりました。
まとめ
育児休職6カ月を終えて、
産後の辛い時期の妻の
育児、家事のサポートができてよかった。
もちろん、息子との触れ合う時間もゆっくりとれたのもよかった。
リアルタイムで成長の瞬間が見れるのは貴重!
あとは生活の見直しというか
生活習慣(睡眠、食事、運動)についてしっかり向き合えたのがよかった。
最初の頃は睡眠間隔が短いからあまり寝た感じはしなかったけど
安定してからは早寝早起きするようにしました。
睡眠はその日の体調に左右するし、寝る前にスマホ見ないだけでよく寝れる。
食事も一応母乳育児なので油分控えたり、栄養も偏らないようにかなり意識したら、出産以前より健康になった気がします。
粗食最高!日本人なら昔ながらの日本食がしっくり。
運動については最初の1ヶ月ずっと家に篭りぱなしで
歩かなかったのだけど、肩や足腰バキバキになっちゃいました。
朝にみんなで散歩をするようにして、息子が昼寝している間は交代で体動かしに散歩を続けました。
夜は必ずふくらはぎを踏み合いっこしたり、仰向けの状態でテニスボールを背中に入れて肩と足腰のマッサージしたら働いていた時よりコリが取れました!
ふくらはぎは第二の心臓とも呼ばれているので絶対にやったほうがいい!
テニスボールも下手なマッサージマシンより効果あるのでかなりオススメ!
一番きつかったのは金銭面より、
社会から離脱するような感覚に陥ることでした。
やっぱり12年も働いた会社から離れるって
思っていたより孤独でした。
働いていた頃は50人規模でコミュニケーションをしていたのに
育休とってからだと妻と息子の計3人なので大きな変化です。
周りも気を遣ってあまり連絡してくれなかったのだけどこっちとしては全然連絡してくれてよかった笑
唯一来たのが
「前行った美味しい弁当屋は何処でしたっけ?」
と仕事と全く関係ない連絡してくれた後輩に感謝!
長期休暇で2週間近くは会社に行かないことはあったけど
6カ月という長期間ははじめての事だった。
育児に専念できることはいいのだけど。
個人的には週に2、3回は仕事ができるような仕組みが
あれば孤独になることもなく、ほどよく育児にも参加できたら
いいなと思いました。
世の中「二元論」すぎません?
もうちょっとフレキシブルに生きられたらなと思います。
多分会社員は向いていないのだろうなと最近よく感じます。
育児休職はこれにて終わりですが
これで育児が終わるわけではないので
今後は働きながら妻と息子と接することになります。
無理しない範囲で支えていきたいです。
この記事を読んで育休パパが増えたら嬉しいです。
稼ぐことも大変かもしれないけど
生まれてすぐの育児は今しかできないです。
育児に参加して、産前から産後まで頑張ってきた奥様を
少しでも助けることができたらいいなと思います。
最後に一言で終わります。
「仕事は休みがあるけど、育児には休みがない」
最後までありがとうございました。
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