美術館と欲求と
フェルメール展に行ってきました。
チケットを、入場の時間の予約をしながら購入しました。
当日も、早く着きすぎたので、近くでお昼など食べながら入場できる時間まで待ちました。
平日だったのに、すごい混雑の中。
フェルメールをみました。
混雑は苦手ですが。
胸がいっぱいになりならが、出口付近のいわゆるお土産コーナーにたどり着きました。
沢山のグッズや、たくさんの絵葉書。
そして、飾れるようになってる絵など。
以前の私だったら、無我夢中で買っていました。
たしかに、今見てきたフェルメールの絵、素敵だったけど。
そういう絵葉書を買って使ったこともなければ、飾って家に似合うわけではない事ももう、分かっていました。
フェルメールの絵は我が家の部屋には、立派すぎて似合いません。
グッズも沢山ありました。
私は、よく見て触って、そしてオットに「もう行こう」と、言いました。
その1週間ほど前にみたボナール展。
こちらで、とても気に入った絵があります。
あまりに気に入っていて、以前は小さなポストカードを額に入れて飾っていました。
その絵のちょっと大きなプリントが売っていたので、こちらは喜んで買って部屋に飾りました。
猫が2匹いる我が家では、この絵はあまりに幸せ感があふれて見えて大好きなので、部屋に飾ってあります。
フェルメールだから。とか、
お土産を無理矢理買う必要はないと、最近感じています。
気に入れば買えばいいし。
でも、本当にそのお土産が1週間後も楽しませてくれるのならいいのですが。
その時の欲しい熱で買ってしまわないように気をつけたいです。お金がもったいないのも、そうなのですが。
たいがい、そういった物は、家の中の困ったものになりがちで、そんな時、私は自由を奪われた気がします。
窮屈で、たまりません。
気軽に美術館でたのしんで、身軽に帰って、また、遊びに行く。
そんなことがしたいです。