神様がいるとかいないとか
神様がいるのか。
いないのか。
私には分かりません。
私はかつて、神社に行くと、必死に神様にお願いしていました。
「成功しますように!お金持ちになれますように!」
私には大きい金額のお札をお賽銭に入れたこともあります。
「出すと入ってくる」そんな事を聞いたことがあったので、色んなところで出していました。
募金。お賽銭。高い買い物。そして夢のために。
ある日、神様がいるとか、いないとか。どうでもよくなりました。
目の前の生活費がキツくなったからです。
私の散財のせいでした。
「カードはやめる。
現金払いだけにする。
食費は1日1,500円でやりくりする」
そう、決めてやりくりした途端、世界は変わりました。
お小遣いも「消費、浪費、投資に分けること」と、決めてお金をどのくらい使っているのか。
浪費はどのくらいしているのか。
分かるようになりました。
世界はもっともっと明るくなりました。
私は神社に行っても、もう。
神頼みをしなくなりました。
貯金がわずかですが、貯まってきてお願いする必要が無いことが分かったからです。
口から出るのは、
「ありがとうございます」と、いうお礼だけでした。
もう、相手は神様でなくてもいいのかもしれません。読んだ本でも、レジの人にでも。オットも。
そして、誰でも。
「ありがとうございます。」と言うと、運が向くから言うといい。と、聞いたことがあります。
その時、私は必死にありがとうを繰り返しました。
でも、心は不平不満でいっぱいだった気がします。
今、ようやく心も一緒にありがとうを言えるようになりました。
でも、もういっぱい四六時中言おうとは思っていません。
言う必要も感じていません。
言わなくても本当に「ありがたい」事が分かったからです。
神様がいるのか、いないのか。
私には分かりません。
でも、もしいるのなら。
ようやく、神様に笑顔を見せる事が出来そうです。
いないのならば。
オットも含め。
きっと、まわりの人が皆、神様なのでしょう。
私に色んな気づきをくれて、その度に世界は輝きます。
それを神様と言わずして、なんと言うのだろうか。と、思いました。
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