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俺からの逆寄せ書き

これは、担当アイドル達に送る、ショートメッセージ。


響子へ

この一年、あなたの大切さを身に沁みて実感しました。

他の子たちがライブで活躍するのを見るのは、とても楽しかった。特に七海は特別なステージだったしね。
でも、そういう活躍を見れば見るほど、「ここに響子が居たらなあ」という想いは大きくなっていきました。

だから、
ツアーファイナル公演にサプライズで出てきて、そのあとシンデレラコレクションを身につけて歌っているのを見たとき……涙がぼろぼろ出てきました。やっぱり私は響子無しじゃ居られないんだなって実感しました。

これからも、隣に居てください。

サイドテールが私に触れるくらい近くに。

愛してるよ、響子。


七海へ

七海〜〜〜〜〜!!!

お歌いっぱい歌えたねー!!

公演のテーマ曲も、個別衣装で歌ったリトルリドルも、他の曲も全部全部七海らしくて良かったよ〜〜〜〜!!

よーーしよしよし、うりうりうり〜〜〜!

七海の歌は元気いっぱいで、

ビチビチ跳ねるお魚さんみたいで大好きです。

もっと、いろんな色の海を泳げるように、

楽しいプロデュースしてくからね!

これからも一緒に遊ぼうねー!


ももへ

2月のライブ。

ももが山梨に来て、遊園地みたいなライブをしてくれたあとのライブだったので、

なんだか気分を一新して見られた気がします。

ももは「いつか素直になりたい」みたいなことよく言うけど、もうかなり素直だと思うな。

だって俺に思ってることあったら、恥ずかしがってでも絶対伝えてくれるし。

今回も「好き」の気持ち受け取ったしね。

だから、ももは、大丈夫だよ。

なりたい未来に着実に近づいていってる。

俺も、周防桃子のことが大大大好きです。



芳乃へ

ぶおおー!!

いやー、良かった良かった。

ファイナル公演、一番出演するかどうか分からなかったのは貴女でした。

響子は「サプライズ枠でもしかしたら」とか思ってたけど、芳乃は出る可能性も出ない可能性も考えてた。

だから、あんな滅茶苦茶な登場したとき、「やられたー」って思って笑っちゃいました。

いつか俺が笑わせてやるからな?見てろよ?


声の妖精さんと貴女の、ギャップのある二人三脚の関係性が大好きです。

これからもウチの事務所を屋敷神様のように見守ってください。

なむなむ。


小糸へ


お久しぶりです。
急に283プロに顔出さなくなっちゃってごめんなさい。
ちょっと、色々ありました。

久しぶりに会ったあなたはすっかりアイドルとして成長していました。
自分の強みをアイドル活動にも活かして、しかもそれを「楽しい」って言ってやれるようになった。私はずっと、あなたにそうして欲しかったんです。あなたがそうなってくれて、心から嬉しい。

私ね、最近自分の強みを活かして、何やったらいいか解らなくなっちゃったんです。あなたと会った頃は「俺が強みを活かす方法を教えてやる!」なんて豪語してましたけど、なんだか今から自分が何をどうしたらいいか、ほんっと分からなくなっちゃって。だから、今のあなたが余計キラキラ輝いて見えた。「いいなぁ、自分の強みを活かせるの」ってね。

なんだか、逆転しちゃいましたね。変なのw

すみません、こんなこと言うのはプロデューサー失格な気もしますけど、あなたが正直に打ち明けてくれたみたいに私も正直に言います。
私がもう一回、自分の強みを活かせるようになるのを、見守ってください、手を貸してください、今は、小糸の手を借りたい。
お願いします。
頼りがいのある、あなたの大きな背中を、私は信じてきたので。

虹を集めるライブであなたと、あなたの仲間が持ってきてくれた青。
私には、あなたの青がより紫色に近く輝いて見えました。
あなたの紫、実はずっと探していたパズルのピースだったんですよ。ようやくこれで次の一歩を踏み出せます。ありがとう。


薫へ

かおるー!ぶっちゅうううううう!!!

声の妖精さんから送られたalways、どうだったかな?

私も、同じ気持ちです。薫は春の木漏れ日みたいだし、夏の爽やかな風みたいだし、秋の空みたいだし、冬を超えるたんぽぽみたいだし。全部、全部私のパワーになってます。

ちゅっ。もぐもぐ。

薫は美味しいなあ。

「食べ頃でしょう、青い実は」

ーうん!すごい食べ頃!ずっと食べ頃!!!

これからも、薫のいろんなところを食べさせてね。

ごちそうさまでした。









ありすへ



待たせてはいけないアイドルを、長いこと待たせてしまいました。
でも、色々考えたけど、(おそらく)最後に手を取る子は、あなた以外考えられないという結論に至りました。
8年前、取るに足らない理由で別れてしまったけれど、ずっとずっと、頭のどこかではあなたのことを考えていたことに最近気付きました。
私は、あなたの物語を全部は知らないし、もう知ることのできない何かが、この8年の間にいっぱいあるのでしょう。
それでいいんです。「8年間一緒に歩かなかった」という関係性だからこそ、今からあなたと作れる物語があると、その物語を読んでみたいと、書いてみたいと思ったんです。
ずっと好きでした。ずっと好きです。

一緒にいきましょう。
きっと、今の私なら、この事務所なら、
あなたも楽しんでくれると思うから。


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