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SNS上で12歳年下男性にアプローチされ会ったお話(後編)

まさかのTwitter上から12際年下のヨシキ君(仮名)から、熱烈なプレゼンならぬラブレターを受け取り会う事にした私。前回の続きですよ。前回の記事はこちらよ。


実際に会うまでに、毎日朝晩とメッセージでお互いについて会話を続けたわ。ヨシキ君の趣味は音楽とファッション。大学時代に音源を集め過ぎて30,000曲くらいになったとか。。。実際に、好きな音楽を伝えたら「こういうのも良いですよ!」と選曲したものを教えてもらい、ダウンロードしてしばらく聴いてたわ。とても好みの曲だったから、さすが!まるで歩くジュークボックスみたいだなと思ったわ。

ファッションについては、服飾サークルに入ってたそうで、ショーを企画したこともあるそう。私もファッションは大好きだから、趣味は合うかもと思ったわ。私の希望で、お互いの写真は会うまで交換しない事にしたの。私としては「アリ」「ナシ」に関係なく(会った瞬間にセックスするのがアリかナシか解る特殊能力w)ただ単に、会ってみたいと思ったのと、実際に会って、私がどんな印象だったかを知りたかったからなの。ただの好奇心なんだけどね。

待ち合わせ当日、指定の場所で待ってると、ヨシキ君から連絡が入ったわ。「麗花さん、◯◯のダウンと◯◯のバックですか?」と。ブランド名を正確に当ててきたから、さすがファッションが好きなだけあるわねと。

「麗花さんですか?」

と、後ろから声をかけられて振り向くと、センスの良いコートとマフラーを巻いたヨシキ君が立ってたわ。なぜか、後ろから声をかけられるというフェイント!。ヨシキ君は、黒縁のメガネにツーブロックの髪型。オシャレ男子そのものだったわ。背丈もまぁまぁ好み。正直、その時は「アリ」か「ナシ」か判別不能だったわ。向かった場所は、ヨシキ君が学生時代によく来てたオシャレなカフェ。予約してくれた席はカップル席!つまり、対面ではなく横並びにソファに座るタイプの席だったの。しかも、座ると身体が沈むタイプのアンティーク調のソファで、座った途端に必然的にヨシキ君にもたれかかる仕様だったわ。

必死でソファの縁あたりに浅く座る私...

ヨシキ君は「麗花さん、遠慮せずに、もっとゆったり座って下さいよぉ。」と言ってくれたのだけど、さすがに、それは、、、やっぱり抵抗があったわ。早速、ヨシキ君に私の印象を聞いてみると、、、

「想像してた女性の外見とは違いましたが、綺麗な方だと思いました。」

との事。とりあえず、お茶とケーキを注文して、まずはお互いの共通の趣味である投資の話をする事になったわ。ヨシキ君は外国株を主に購入していて、その時はアメリカ株が暴落してた時期だったから、損切りして大変だったというお話。私は中長期投資のスタンスだから興味深く聞いてたわ。やがて話題は、世界的に今後経済はどうなって行くのか?という、およそ、エロティシズムとは程遠いお話に発展していったわ。私は楽しかったけどね。ヨシキ君の持論を聞いてから、一応同意しつつ、私も持論を話ししたわ。なぜかだか、熱く語ってしまいヨシキ君に、、、

「圧倒されました!」

と言われてしまったわ(爆)「僕は薄っぺらい人間だと再認識させられました。」と言わせる羽目に.....(汗) 興味のある分野の話になると、いつも脱線気味になってしまうのよね。。。気をつけようと思いつつも治りそうもないわね。話を切り替えて、お互いの夫婦生活の話から、ヨシキ君が婚外恋愛してて、別れた彼女からストーカーされてTwitterアカウントを消去して作り直したお話。マッチングアプリで出会った熟女と度々逢瀬して、その女性からセックスが上手と大絶賛された話などetc、、、

ヨシキくん:
「僕はセックスした後、その女性に感想を聞くんです。向上のために。彼女(度々逢瀬してた熟女)はお世辞を言うタイプの人では無いので率直に感想をくれます。彼女曰く、僕のセックスは上手なようです。」

などと、ヨシキ君にしっかりアピールされたわ。

「わぁ、、、そうなんだ。」としか言えない私(苦笑)その時、ヨシキ君が突然、「麗花さん、手を出してみて下さい。」と言ってきたから、素直に手を差し出すと、ヨシキ君が手のひらを合わせてきたの。「ん?なにこれ?」と言ったら「やだなー!手に触れたかっただけですよ!」と言われたわ。

謎の接触、、、

手を触るんだったら、もっとぎゅっと堂々と握って欲しなぁと思ったわ。手相とか何か特技があるのかしら?と期待したじゃないの!!と、、、こんな感じで一通りお話しした後、ヨシキ君は最後のアピールへと駒を進めてきたわ。

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ヨシキ君:「麗花さん、フルーツの中で何が一番好きですか?」

私:「うーん。いちごかな。」

ヨシキ君:「そうですか。それでは僕を麗花さんの"いちご″にして下さい!」

私:「え??何それ?」

ヨシキ君:「ご飯、味噌汁、中華、フレンチ、ありますよね?それらを食べ続けてると飽きますよね?そんな時、僕を思い出して欲しいんです。たまにはフルーツを食べてみたい。好きな"いちご″を食べてみたいと思った時に、僕に気軽に連絡をくれればいつでも馳せ参じますからっ!!!」

私:「え、、、そんな扱いでヨシキ君はいいの??」

ヨシキ君:「はい。麗花さんの補欠中の補欠に乗っかっていられれば僕はそれで満足ですから!」

私:「でも、そんな扱いはかなり失礼だと思うのだけど。」

ヨシキ君:「いえ。僕はそれで構いませんから!よろしくお願いします。」

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よもやよもやだわ。12歳年下の男性からこんな熱烈なアピールをされる○○歳の女。有難いことだわ。それにしても私が〝いちご″を食べたくなる時は来るのかしら??帰宅後、ヨシキ君からメッセージが届いてたわ。

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ヨシキくん:
「世界情勢の話、日本の精神面、文化輸出の話。自分には無い視点からの話でとっても面白かったからもっと時間があれば講義を聞きたいくらい(笑)」

私:
「講義(苦笑)あんな話、誰でもできるよ。大げさです。私はもっとヨシキ君の話を聞きたかったです。」

ヨシキくん:
「またまた、ご謙遜を!少なくとも俺の周りにはいないし、やっぱり現地に行ったことあって実体験のある人の話は説得力あるよね。俺の話は話せることなら何でも話せるけど薄っぺらさがバレるから(笑)〝いちご″が欲しくなったらいつもでも声をかけて♡」

私:
「では、いちご枠はヨシキ君で(笑)」

ヨシキくん:
「枠確保できた(笑)とちおとめ目指して勝手に一人で育ってるから頃合い見て収穫して下さい(旬な時に)

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その後、冷静に考えてみると、私の中でヨシキ君は...限りなく「ナシ」よりの「アリ」と言う微妙な立ち位置だったのよね。話もさほど盛り上がらずだったし、、、

惹かれるものがハッキリ言って無かった。

コレが1番致命的だったわ。そしてイケメン&ハイスペ&ヤリモクの天使君の件の後だったから非常に「男」に疲れに疲れてたというのもあると思うの。と言うわけで、私が〝とちおとめ″を収穫することは永遠になさそう。

ヨシキ君ゴメンなさい!!!これを読んでるハズだと思うけど、noteに晒しに晒されまくった挙句、ナシよりのアリと言われ放題で、、、でも楽しい時間だったわ。本当にありがとう!それにしても、、、

年下男子とはことごとく縁が無い私。。。残念でだわ!

追記
上記のメッセージのやり取りを交わした直後くらいから、ヨシキ君はアカウントを消去してしまったわ。まぁ、そりゃそうよね。ゴメンなさいね。私は相変わらず様々な事が起こっていたし、私のtweetや noteを読むのが耐えられなかったかもしれないわね。

続く。



追伸
Xやってます。黒鳥麗花@blackswan_reika

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