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今日は何の日?#275

1/29 STAP細胞騒動

2014(平成26)年1月29日、小保方晴子、笹井芳樹、チャールズ・バカンティ、若山照彦を中心とした日米合同研究チームが、あらゆる細胞に成り得る新型万能細胞、刺激惹起性多能性獲得細胞通称STAP細胞の生成に成功した旨の論文を発表しました。
所属はいづれも当時、STAP細胞は、超意訳ではありますがある特定の機能を有した細胞に、ある特定の外的刺激を与えることによって、別の機能に変えることが出来る細胞のことで、生物学会の間ではありえない現象と目されていました。
しかし、発表された論文が世界的権威のある科学学術誌『ネイチャー』だったことから、生物学をはじめとしたこれまでの常識をくつがえす大発見とされ、研究者の間だけでなく世界的にも大きな衝撃となって伝えられました。
しかし、論文発表直後から様々な疑義や不正が指摘され、第3機関での再現実験では論文通りの手順を踏んだ幾回もの実験で、1度もSTAP現象は再現出来なかったことが決定的となり論文は撤回となりました。
科学学術誌『ネイチャー』もSTAP細胞自体の存在可能性は残るものの、論文上の手続きでの発生は不可と、ほぼ全否定して内容を改めています。
一連のSTAP現象騒動では、理化学研究所や所属していた研究者たちの研究管理体制の杜撰さ、不正研究の認定実態、実験過程をはじめとした記述内容の稚拙さ、実験結果改ざんの実態などなどが次々と明るみになり、いづれも多方面に影響を与えかねない大問題として連日世界的に報道されました。

あれから10年以上経つのですね。
「STAP細胞はあります!」の言葉で
当時は確かにすごく話題になりました。
世紀の大発見をするということに
夢見ている方々は私が思っている以上に
多いのかなと感じました。
ただ、すごいことと同時に今までの
常識が全て変わるため、そこを意識して出す
必要もあったのかもしれませんね。


今までの今日は何の日マガジンを載せておくので
ぜひ読んでいただけると嬉しいです。

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