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新ドラマ「若草物語」1話の率直な感想。注:小説若草物語とは全くもって一切関わりは御座いません。

“好きこそものの上手なれ”
とはいうが

寧ろ嫌いなものやムカついたことの方がスラスラ文章が
出てきちまうのは

きっと俺の底意地の悪さから
なのだろう

7月期ドラマはなかなか良作が多かったので
それについてゆっくりと記事にしようかななどと
のんびりしてるうちに

もう10月期ドラマがチラホラと

なんか最近は一斉スタートというより
スキマにチョコチョコはじまったりするもんだから
せわしいったら、ありゃしない。

とりあえずtverのランク上位のドラマの1話だけはチェックしとくべか

いの1番に鑑賞したのが、
なんとなくお気楽にみれそうだと選んだ
若草物語-恋する姉妹と恋せぬ私-」


*以下ネタバレあり。観たてホヤホヤで感情のまま先走ってるので、
多少の間違いもおそらくあり


結論からいえば
「酷い」の一言に尽きる

俺は小説の「若草物語」は知らない。
さすがに名前くらいは聞いたことあるけど。

ただ、小説「若草物語」が“世界中で愛される児童文学”と紹介されていることから

本ドラマはタイトルだけかぶした別物だろうと思いきや
“原案”
としているのには相当違和感がある。

まさか
彼氏に浮気された腹いせに
イケメンチャラ男と即寝する末妹なんてのが出てくる作品が
世界的名著とされる作品として受け入れられるはずがなかろう

こんなん許される世界線なら
なんだってありじゃないの?

「ハンター×ハンター」
「ジョジョ」
といった能力物漫画を
“原案「ドラえもん」”とすることも可であろう。


このドラマの1番酷いところは
主人公の内実がまったく伴っていないことである。

堀田真由(一応断っておくが、彼女含め役者は誰も悪くない)
演じる脚本家志望のテレビ局スタッフ
(代役とはいえドラマ監督任されるくらいだから
ソコソコのキャリアあり)が
生瀬勝久演じるプロ脚本家に

「どういう脚本を書いてみたいの?」と問われたのに対し

なぜか喧嘩腰で
「こういう脚本は書きたくない」
と言って
自分の価値観を押し売りするシーン。

あ、コイツダメだ。

と良識なんてクソ喰らえ
とたまに思う俺ですら思っちゃうくらい
のヤバさである。

「僕もそんな脚本書いちゃったことあるかもな。あはは。」
と空気を和ませようとした生瀬のが
どれだけ立派か。

このシーンから感情移入ベクトルが
本来悪役であろうはずの脚本家先生に徐々に移る

決定的なのは
代理監督にすぎない主人公が

シーンが気に入らないからと
l脚本改変を独自判断で強行し、
あろうことか
スタッフを気遣い、お土産まで持参した(むしろ神じゃね)
脚本家の前で流してしまう不始末。

当然、激怒する生瀬。

そして終盤
プロデューサー(?)役の
臼田あさ美(最近こういう役多いような。)
と脚本家生瀬に謝罪するシーンで

逆ギレ(←用例として採用してもいいぐらいの)
して
テレビ局辞めて、脚本家になって
あんたを見返してやる!

賞賛どころか誰からも共感得られぬような
啖呵
というより
駄々をこねて

エンディング

さて、第二話は…


って

誰が観んねん!

言いたいことはわかる。

“恋愛、結婚だけが女性の幸せじゃない”

一回り回って
テーマとするにはだいぶん周回遅れな感は否めないのは置いといて


ただ、それを伝えたいのなら
せめて
視聴者が共感できるような魅力的な主人公に言わせたれよ。

あと、
4姉妹のうち
一人が行方不明という謎設定は
うまいこと回収できるんやろな。

我慢強いドラマウォッチャーさん

その点だけ
今度教えて。


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