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3行日記(枝豆、豆ごはん、給食)

七月十四日(金)、晴れ。

夜、枝豆ごはん、鮎の塩焼き、オクラのおかか和え、朝の残りのスープ、河内晩柑。枝豆ごはんの塩っけのある米を口にすると、昔の記憶が刺激された。小学生のころ、給食にでた豆ごはんが苦手だった。食べるのが遅く、給食の時間が終わってみんなが掃除をしているときにまだ、給食室の前に片付けられた配膳台の前で、進まない箸で緑色の豆をつついていた。その苦い記憶がよみがえってきた。しかし今では、えんどう豆と枝豆の違いはあるものの、豆の甘みも塩気の効いたごはんも、なんともうまい。

#3行日記

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