【コラム】こぶたぬきつねこ

しりとりって知ってます?
いや、馬鹿にしているわけではないんですよ。
あ、100%そうではないとは言いきれないですけど。
そうそう、死んだ母親に100%と断言するな、と教えられたものですから。
母親?100%死んだわけではないですよ。

なんか、中学生の英語のいい勉強方法を調べてましたら「英語のクロスワードをやる」とか出てきて、『遊びながら学ぶのがいいですよ』、って言われた。
言いたいことはわかるんですが、遊びながら学ぶ方法で成功した例というのは見たことがないんですけど、これって私の主観でしかないですかね?

で、その中に「英語でしりとりする」ってのがあって、「へ~、しりとりって万国共通なんだ」って変なところに感心してしまいました。
しかし、万国っていいかた、世界に国は200弱しかないってのに、万って、サバ読み過ぎじゃないですかね・・・
婚活中の女性よりひどいサバ読みじゃないですか。

ということで、しりとりについて少し考えてみたんですけど、しりとりって、「ん」がついたら終わりじゃないですか?
それはなぜかっていうと「ん」から始まる単語が(ほとんど)ないからってことだと思うんです。
私の記憶がただしければ、そう教わった気がする。
誰からかはわかりませんが、そう教わりました。
私のしりとりマスターから。

ということは、ですよ。
しりとりって、続けたいっていう気持ちで始めるものじゃないですかね?
しりとりって勝ったり負けたりするためのものじゃなくて、コミュニケーションを取るためのものなんじゃないでしょうか?

会話が苦手だけど、とりあえずなにか場をもたせなければならない。
でも遊ぶ道具などもない。
そんなときに、コミュニケーションを円滑に取る方法、それが「しりとり」。
これが真の「しりとり」の存在意義。

だからしりとりは続ける必要がある。
続けなければならない。
しりとりは永遠に続く。

なんか、縁起がいいですね。
永遠に終わらないものとして。
なんだったら寿限無の名前にはいっててもおかしくないくらい縁起がいい感じがしてきませんか?
私はしてきました。

なので、プロポーズにでも使ったらいいと思うんですよ。
夫婦仲が永遠と続くようにという意味で。

「ぼくと夫婦でしりとりのような人生を一緒に歩んでください!」

そうすると、やっぱりスタートの言葉はあれですね。
これしかない。

『結婚』

あれ?

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