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XREAL Air 2 Proが届いた&XREAL Beamのファームウェアアップデートのお話

11/17に発売されたXREAL Air 2 Pro。発表から首を長くして待っておりましたが、本日ついに我が家に到着いたしました。

Kaleidoscope Kitというフレームに貼るシールもオマケで付いてきました。

メガネケース

今回のメガネケースはジッパー式ではなく、一般的なメガネケースでよくあるバネ付きのパカッと開く形式のものになっています。メガネ拭きが付属しなくなったのはちょっと残念。

それとAirのケースはメガネ部分とUSBケーブルを入れる部分とを分ける仕切りがあったのですが、Air 2 Proではそれもなくなっています。ケース内にAir 2 ProとUSBケーブルを一緒に入れる場合は、USBケーブルを布の小袋に入れる等の工夫が必要かもしれません。

不透過レンズカバーが着いた状態、保護フィルムも貼ったままです
下部に縁があるの、分かりますか?

不透過レンズカバーは下部に縁がついて、没入感を更に得られる様になりました。写真は保護フィルムをはがす前です。はがすとレンズ部分がツヤツヤです。

不透過レンズカバーを外しました

カバーを外せば透過レンズです。グラサン的な不透過性はXREAL Airと同じくらいです(これは後の話に関係します)。

重さはAirが79g、Air 2 Proが75g。正直違いはよく分かりませんが、何となくのかけ心地はAir 2 Proの方が良い気がします。

とりあえず外見チェックはこれくらいにして、アクティベートです。Airの時はNebula対応Androidスマホが必要だったりして大変でしたが、今は公式サポートページへGoogle Chromeでアクセスする事でアクティベートできます。便利になりました。

JUN GINZAに注文しているAir 2 Pro用の度入りレンズがまだ届いていないので、Air用のレンズを転用して使ってみました。結果、大きな問題なく使えています(後述)。

Air用の度入りレンズフレームは顔に近いので触りやすい(=汚しやすい)という難点があったのですが、Air 2 Pro用のフレームは顔から離れた位置に設置できるという事で楽しみです。ちなみに度入りレンズの近さの違いもあり、Air用の度入りレンズ(フレーム)を転用すると微妙にピントが合いません。もっと早く注文すれば良かったなぁ。

さて、透光率を0%・35%・100%(だったかな?)に変更できるのがAir 2 Proの売りなので、それを色々と試してみました。

先ほど透過レンズの不透過性はAirと同じくらいとお話しました。つまり100%でもXREAL Airと同じ程度に視界が暗くなります。真の100%=透明レンズ並みになると期待していたのでそこはちょっと残念。透明レンズ並みになるのならば映画の字幕ガイドの際に相当良い感じになるのですが…。

また0%の時も、明るいもの(テレビの白いところや照明)はうっすら透けて見えます。真の0%の不透過はまだ難しいのでしょうね。

そこで外付けの不透過レンズカバーです。実はAirの様な完全プラスチックカバー(=完全に不透過)ではなく、これもほんの少しですが透過します。しかし不透過カバー+透過率0%で使えばほぼ真の不透過になりますので、そこはそれ程気になりません。

右のテンプル(つる)にあるボタンで操作します。ヒンジ部分に一番近い押しボタンは、押すごとに透光率が切り替わります。長押しすると「ポッ」と音がするのですが、何が変わるのかよく分かりません。

その後ろにあるボタンはボリューム切り換え的なボタンになります。デフォだと映像の明るさの切り換えになります。前側と後ろ側で明るくなったり暗くなったりします。

後ろ側のボタンを長押しすると、これがスピーカーの音量切り換えに変わります。再度後ろ側のボタンを長押しすると、映像の明るさの切り換えに戻ります。

前側のボタンを長押しすると、3D表示用のモードに切り替わります(サイドバイサイドの映像を再生すると3Dで観られます)。再度長押しすると標準表示モードに戻ります。でもこのモードってめったに使うことがないんですよねぇ。

見つけ切れていないのは、Airではヒンジそばボタンで行っていた「映像表示のオン/オフ」。どうやってやるんだろうなぁ?

とりあえずセッティング含めてまだ2時間くらいなので、実際に使って見て気になった点があったらまた書きたいと思います。


さて、Air 2 Proの発売とは別に、XREAL Beamのファームウェアアップデートも行われましたので、ついでに使用感をご紹介。システムバージョンは「EVA-202311091946-335」となっています。

このバージョンでは外部アプリのインストールが可能になっています。WindowsにUSB接続すると外部ストレージとして認識されますので(macOSではどうやるんだろう?)、Androidの.apkファイルを置いてBeamの「ファイル」アプリで実行すればインストールできるはずです。しかし「Google Play 開発者サービス」がインストールされていないので、その制限でインストールできないアプリもある様です。

プリインストールされるアプリとして「Netflix」と「Amazon Prime ビデオ」があります。こちらは普通にログインして普通に使用できますし、ダウンロードも可能です。

操作方法ですが、Beam自体に加速度センサーが仕込まれているらしく、Beamを手に持ってレーザーポインタの様に振り回して操作する事ができますし、リング部分の十字キーで操作する事もできます。文字入力はフリック形式のキーボードが出てくるので、レーザーポインタで器用に入力すればOKです。試していませんが、Bluetoothキーボードも接続できるかもしれませんね。

AirとBeamの組み合わせだけで動画が見られたりするのは便利ですね。Beamにマイクが着いていればHELLO!MOVIEも使えるのですが、それは期待し過ぎですかね。

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