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ポッドキャスト『ビッグファイブ心理学雑談 #4~7』愛知学院大学心理学部心理学科准教授 谷伊織 &Qaijff森彩乃(2022・Amazon Audible)

開放性編。

「自分がエネルギーを出して人に伝える」 → 外向性

開放性 → 「窓が開いてるようなイメージ」「自分の興味関心がすごく広くて、いろんな経験を受け入れるのが好きな人」「知的好奇心が高い人」
「想像力が豊か」「イメージ力が豊かな人」「新しいものが好きな人」
何かが入ってくるのも出てくのも「両方好き」なのだそう。なるほどなるほど。それで「窓が開いてる」って表現になるわけですね? 理解。

ということは、読書感想文書きまくってnoteにポイポイ記事をあげちゃうよーな部分は外向性、ジャンルぐっちゃぐちゃ、あっちもこっちも、あれもこれも、いっぱいいっぱい読みたい!みたいな部分が開放性(外向もまざってるかもだけど)ってことですねっ!? これも理解!
っはー、面白い! 上にわかりやすい!

逆に開放性が低い人の特徴は?
→ 「新しいものにはけして手を出さない」「趣味をなるべく増やさない」「ひとつのものごとにうちこみたい」「伝統的なものが好き」

どっちがいいというわけではなく、単に「特徴」。

協調性。

協調性 → 「人間関係の因子」「周りから受容されやすい」「周りに合わせて行動をとりやすい」「トラブルが少ない傾向」「協力行動を好む」「援助をしやすい」「人助け」「ボランティア」「低い人は攻撃性が高い」「低い人は競争が好き」
高い人も低い人も両方いたほうがいい。

発言する・しない → 外向性の高低

怒らなくていつもにこにこ。受け入れてくれる。 → お釈迦様
同調してくれない。 → 流川・ベジータ

勤勉性。

勤勉性 → 「真面目な人」「努力家」「ルーズでない人」「セルフコントロール」「自分を律することができる」「責任感がある」「ストイック」「秩序」「ルールが好き」「ルーティーン大好き」

低い人 → 「ルーズ」「締め切りまもれなかったり」「基準に満たないレポート出しちゃったり」「無秩序」「整理整頓しない」「秩序にこだわりがない」

高い人 → イチロー選手・B'z稲葉さん・GACKTさん
低い人 → 高田純次さん・植木等さん

勤勉性は、あてはまるところもあてはまらないところもどっちもある。
森さんも同じこと言われてるし、原先生曰く、どうもそういうものみたい?です。勤勉性の中にも内容が色々ある。

神経症傾向。

「楽観的・ポジティブ」 → 外向性(神経症傾向が低いからってゆーのとはまた別)
「っえ~~~~!!」って森さんが驚かれてましたが、私も驚いた!
まてまて。そうか外向。それで自分、ポジティブなのか。納得。
というか私、楽観・ポジティブは開放性の領域なのかと思ってた。誤解や勝手な思い込みが山程ある。

「ネガティブな感情を感じやすい」 → 神経症傾向

ポジ・ネガってそれぞれ担当因子が違うの!? 裏表の関係ではない。
ーーーわかりづらっ・・・!
ポジ・ネガはそれぞれ独立した因子として考える。なのでポジ・ネガの両方が高い人もいれば、両方低い人もいる・・・・みたいなバリエーションが生まれてくるのだそう。へ~~~、面白っっ。

高い人 → 「心配事・不安が多い」「気になることが多い」「環境の刺激に対する感受性・応答性の高さ」「ちょっとしたことにも反応しちゃう」「細かいことが気になる」「人からどう思われるのかが気になる」

「気がつく」と「気にする」は違う。

気がついても流しちゃう人もいれば、気がついて→気になって→囚われちゃう人もいる。「気がついた後どうするか」は性格によって違う。

低い人 → 「刺激への感受性・応答性が低い」「こまかいことを気にしない」「気がついてもスルー出来る」「イヤなことを流せたり」「そもそも心配事や不安が少ない」「無神経」

高い人 → 夏目漱石・芥川龍之介・ベートーベン
低い人 → 政治家さんに多いのでは? 無神経発言・メンタルが強い

アーティスト・森さんは周囲の音がすっごく気になるそうです。感受性が物凄く高い。

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