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【mbti/ビッグファイブ】infpの父を掘る。

我が毒父のタイプは推定infp。
消去法で「ない」要素を削ってゆくとこうなる。「i」「n」「f」「p」しか残らないので「infpだろ。これしか勝たん」となっておるのですがーーー

だけど常々不思議に思っていたのが、SNS上で語られるinfpさんたちのイメージ・・・・・
ふわふわしてて、メルヘンチックで、繊細で、生まれたての小鹿のようなピュアさを持ったひとたち(※個人のイメージです。違ってたらごめんなさい)
・・・・・という人物像から、うちの父があまりにもかけ離れている!という点。だって天使と悪魔ぐらいのひらきがある。癇癪起こしてヒステリックに猛り狂うオッサンにどーやったらピュアな小鹿のイメージ抱けるっつーのよ。絶対ムリ。とても同じ属性とは思えない。なぜ?

が、昨日。Wikipedia先生んちにお邪魔してた時、たまたま見てしまった「神経症傾向」の解説ページ。
読んでびっくり。

「うちの父をしっているの!?」と思った。


だって父の特徴がそのまんま記述されてる。

解説
例えば、性格特性理論のビッグファイブでは、神経症傾向のスコアが高い人は、平均的な人よりも不機嫌で、不安、心配、恐怖、怒り、不満、嫉妬、罪悪感、抑うつ気分、孤独(英語版)などの感情を経験しやすいとされている[1]。 このような人々はストレス要因に対する処理が不得手で、小さな不満などからいたって普通の状況を絶望的に難しく見るように解釈する傾向があると考えられている。そうした人はしばしば自意識過剰で恥ずかしがり屋であり、衝動の制御や満足の遅延(英語版)に悩む傾向があるとされている[要出典]。神経症傾向のスコアが高い人は、一般的な精神障害(気分障害、不安障害、物質依存(英語版)が研究されている)[2][3]や、伝統的に「神経症」と呼ばれる種類の症状を発症する危険性があると考えられている[4]。

Wikipedia「神経症傾向」

不機嫌で、不安、心配、恐怖、怒り、不満、嫉妬、罪悪感、抑うつ気分、孤独。
ストレス要因に対する処理が不得手で、小さな不満などからいたって普通の状況を絶望的に難しく見るように解釈する傾向がある。
自意識過剰。恥ずかしがり屋。衝動の制御や満足の遅延。


これは父です。父でしかない。

んでふと思ったのですが。
mbtiのどのタイプにも神経症傾向が高い人って分布してるハズと思うんですよ。だって私もそうなのです。
私はentpですが、神経症傾向も高い。79パー。
夫はestj。彼などこれが95パーもある!神経貴族!富豪!

ビッグファイブを教えてもらって面白いなあと思ったことのひとつに、「ネガティブの裏側はポジティブにあらず」の法則がある(※ネガティブの裏側は「ネガティブじゃない」が正解)。ネガ担当部署である神経症傾向の値が低いからといってポジティブとは限らない。ポジを担当するのは外向性。扱う部署が違うんですって。
ゆえに「ネガ・ポジの両方が高い」「両方が低い」「どちらかだけが高い」等々のバリエーションが出てくるらしいのです。これに他の要素が絡んで個性が出てくるのだろう。たぶん。
例えば夫。彼は神経症傾向が高い(イメージ:繊細)のと同時に誠実性が低い(イメージ:図太い)。リアルの彼は感情に波がなく常にメンタルがフラット。ストレスに強く、圧が強めの指示厨で、まっさにestjのステレオタイプ的な人物なのですが、それと同時に「~~カーテンきちんと閉めてッ、気になる!」「隣でスマホみないで。寝れないッ!」みたいな「いちいちこまけーな、めんどくせえ!」側面も多々持ち合わせておられるのです。が、遺伝子調べてみて謎が解けた気分。高い神経症傾向と低い誠実性の抱き合わせがこーいう現象を生んでるんじゃないか、って(きっと協調性の低さと外向性の高さも影響してるんだろうな)。
遺伝子調べてみると「なるほど、キミはこんなふうにしてできあがってたんだね!?」ってう面白さがあります。

神経症傾向の特徴としてあげられてる内容って「感情」に絡む項目が多いですよね。しかも「負」の。さすがネガティブ担当部署。強い。
ところで、mbtiにおいて「我儘」や「癇癪持ち」みたいな「個人的な負の感情」が振り分けられる先といったらどこでしょう。feじゃないし、tは感情免除なイメージが強いし、fi以外にもって行く先がない、と、少なし私はそう思ってました。
でも負の感情なんて誰しも持ってるもんだし、神経症傾向なんてfとかtに関係なく高い低いがあるハズです。外向性の時と同じで、これもまた担当部署が違うわけですから、おそらくリンクはしていない(ハズ)。

神経症傾向が高くてヒステリックですぐブチ切れるtもいると思うし、逆に神経症傾向が低くて情緒の安定したfびとさんもいる。それこそ生まれたての小鹿のような、まっしろピュアな心を持った優しいinfpさんが。
神経症傾向が高い人ってのはtiにもteにもfiにもfeにもいると思う。
・・・と考えると、世の中に存在する「ネガティブっぽい感情的なモノ」を「fiユーザーさんが一手に引き受けさせられているのでは?」疑惑が浮上。もしかしたらこれはひでー誤り不平等お気の毒案件なのではないかッ!?・・・・などという疑いがアタマをよぎ・・・・間違ってたらゴメンナサイね。ド素人なもんでお許しを。

うちの父があんなふうなのは、おそらく、神経症傾向がよくない出方をしちゃってるからです。ちなみに彼の場合は家系的に誠実性がド低くかつ出方最悪の血筋(ドンファン・アル中・ピー罪者等、直近直系血族にロクな者おらず)。誠実性に関しても父の場合は間違いなく悪い出方しちゃってる。
だけど低いからダメってことでは決してなくて。たとえば夫も誠実性が低いですが、彼の場合はキチンと善き方へ伸びている(リアルでjをはれるぐらいにはjだしね)。酒薬煙草女ギャンブル一切無縁のワーカホリック。頼りになる24時間次長です。うむご立派。

mbtiの16コに人間をふりわけちゃうってのは、やっぱチョット無理があるんじゃーないの?という思いが日に日に増してゆく今日この頃。

※補足
色々書いといてアレですけども、神経症傾向が高いのが良くない!!と言いたいわけじゃないので、ここだけは絶対に誤解していただきたくない(私だって高い派ですしね!)。個性を善き方向へのばしてゆけばよい!!というのはどの要素にも共通して言えること。個人的には、こんなもん理性でもっていくらでもねじ伏せてやらあ!という気持ち気合意志思想ポリシーで生きております(tiユーザーの驕りかもですが)。

自分自身の特徴を知り、なるべく負荷の少ない環境で善き方向に個性を伸ばすことができたらいいなと思う。


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