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『約束 ~16年目の真実~』(2024・読売テレビ)

※ごく個人的な内容に終始しております。ご注意ください。

テレビドラマブームがきてる夫にのっかって、私も途中参戦。
すっごく面白かったけど、ラストはやっぱり〇〇〇〇〇オチなのね。
このパターンをみるのは何回目だろうか。王道だねえ。

「(犯人には)何かが少し欠けている」
「もっと早く気づいていれば、〇〇(犯人)を助けてあげることができたのだろうか」

どうだろうね。

こちらの対談を聞く限り、サイコパスの原因はDNAだそうですよ。

例えば認知療法的なアプローチなどによりある程度の症状改善は可能になるのかもしれないけれど、根本的に治すとか変えるとかってのは難しいのではないかと思う(現代の科学や医療では)。
となれば、サイコパスがひきおこした事件への責任ってどーなるんだろう。誰の手も届かないところ(遺伝子)に原因があるのだとすれば、誰にも責任なんか取れなくないか。

遺伝子解析を否定するつもりは毛頭ないけど、こんなふうになにもかもが遺伝子の支配下?に置かれる世の中が到来してしまったら、人間の努力は何をもって測られるのか・・・・と思ってしまう。

※ 以下胸糞です。こいつ横着~~ッッ!殴りてーな!ってなるハズですが責任は取りません笑

*****

私には統合失調症のケがあるらしい。遺伝子がそうなってるって。それも、ものすごーく濃ゆい濃度で。
父親は輪をかけてそのケが濃ゆく、この人はおそらく世間一般の『通常』から逸脱気味のグレーゾーンを生きていらっしゃる。
ゆえに、やっぱ毒親でありました。今思えば本人にそのつもりはなかったのかもしれませんが、彼の撒き散らす諸々の害悪に蝕まれ、私も妹もあんまりマトモに育つことができなかった。
青年期は相当に病んでたと思います。辛い日々だった。

が、そこは私。さすが私。己自身の努力によって、見事立ち直ってみせたのでッッす!!


と、思っていた。ちょっと前までは。

カウンセリングにも、セミナーやら自助グループの類にも頼らず、自分の力だけで立ち直れたなんて「自分すっげ!ものすっげ!」と思っていました。
そして「やっぱ人間努力ですよ。本人の頑張り次第で人は必ず前進できるんっス!!」とも信じていた。・・・・ちょっと前までは。

ちなみにそーゆうポジティブお花畑思想を下敷きにして書いたのがこちらの童話。

『人間には無限の可能性があるよッ!!』というメッセージを込めたハッピーストーリー。悩めるイカ型宇宙人の再生物語でございます笑

が、しかし。
ここで改めて私の遺伝子解析の結果を振り返ってみよう。

統合失調型パーソナリティ(高い開放性と低い共感力)
これに、高外向・高パリピ・高冒険心・低心配性をあわせたらどうなるか(ちなみにこれ全部遺伝子解析の結果です)。

試しに、学生時代。親に内緒でカウンセリングルームに顔を出したりしてたあの頃にタイムトリップしてみましょうーーー

先生と私との関係は、パッと見は穏やかなものだったと思います。
こんな私でも拙いながらある程度の外面は所持しておったので、一応ニコニコ愛想よくはできる。だけども、私、お胸の内がとてつもなく傲慢。何ひとつ満足にできないアホバカ無能な社不のくせに根拠なき自信と自己肯定感だけはありまくるせいで、ものすご横着なのだ。あの時もたった2回のカウンセリングで先生との関係解消を即断してしまった。
理由は「つまらないから」。
ちなみにこれ、超〜上から目線で相手方の手腕を疑っております。素人のくせして「こんなつまんねーカウンセリングに付き合うほどなら自分でやったほうが100倍マシだな!」とか思っておったのです。
己の性格の悪さをひしひしと感じます。そしてバカです。

ちょっと時間軸は前後しますが、そんな私が思いついたのが『3年間の計画的ドロップアウト』でありました。
ドロップアウトっていっても、心を壊してホントに身動きが取れなくなってたわけじゃない。そら、チョットは心身に異常も出てましたが自己を保っていられなくなるほどのモノじゃなかった。
わざとドロップアウトしたのです。親を騙して時間を金で買ったのです。普通の人生をコースアウトしてまでこのドロップアウトを決行したかった。それもこれもすべて、当時胸に秘めていた超バカバカしい野望を果たしたい!という我欲のためだけに・・・・。

たぶん真正のバカなんだと思う。
だけど、ぶっちゃけ悔いはない。↓(※⭐)

結局、あの手この手で自己中に生きてきた結果、私なりに立ち直ることに成功。そしてこれを私は全部自分の手柄(努力の賜物)だと思っていた。

が、たぶんそうじゃない。


1私のあのどつきまわしたくなるような傲慢さも
2溢れんばかりの根拠なき自信(誇大妄想ともいう)も
3己自身への迷いのなさも
4ズレた行動力も
5他者への非協調も

これらの要素ひとつひとつが現在の私を形作っているのは間違いないのだが、んでもここであげた要素って、全て統合失調型パーソナリティ的傾向(高開放・低協調)が生み出しているモノなのではないか、と思えてしまう。だってこういうの解説に書いてあったもんね。特徴って。

とすればですよ?

この大成功実は私の手柄じゃなかった説、出てきちゃう。
すべてはDNAの掌の上。元々そうプログラムされていただけだった
結局どう生きても今の自分に辿りついていたのかもしれないな。がっくり。

ーーーあーもう、いったいぜんたい・・・・

努力ってなに。


で、更に考える。

・・・・・でもさ。じゃあ何してもムダだからって、なーんも努力せずに抜け殻のような人生を生きるのか。
いやいや、そんな生き方は楽しくないぞ。無駄でも空回りでも、何かに必死こいて生きてる人生のほうが絶対にいい。なーんもない人生なんてつまらないではないか。

・・・・なんて〆で再びやる気を出してくるあたり、やっぱり遺伝子の企みにハマっているだけなのかもしれません笑(自分、やっぱポジティブだよなあ・・・いいことだ)

*****

できることなら手持ちの残り時間をたのしく大事に大切に、なにかしら有意義に使いたい。

そんなことを思う今日この頃。


179/200

(※⭐)シロクロアカで公開していた記事でしたが、向こうのはもう消去しちゃってた。データだけとってあったので貼りつけておく。

アホと野望、いやアホの野望。

学生時代、社不だった私は(今もですが)『人づきあいに成功する絶対法則』をみつけ出したいというムボーな野望を抱いていました。
「人間関係においてコレを外さなければ万事オッケー」というコアのようなものをみつけだし、その法則に則って立ち回れば晴れて私も社不を卒業。世渡り楽勝の人生を送れるのでは!?
・・・・などと考えていたのです。

デカイところ(コアのひみつ)を狙うにはまず小さなところから。つまり身近な知り合いの人間観察からはじめねばなりません。そこで私はかねてから「面白し!」と目をつけていたクラスメイトA・Bに「キミを調べさせてくれないか」と申し込みにいきました。
Aは快くOKをくれたのですが、Bは不発。Bの周囲を巻き込んでチョット面倒な騒動に発展してしまい、危うく社会的に死にかけるという憂き目に(悲) 声をかける相手は慎重に選ばねばなりません。

そしてAに調査・密着すること3年。
私はある重大な気づきを得ることに成功しました。結局コアをみつけることはできませんでしたが、この時の気づきのおかげで私の人生は大きく動き出すことにッッ・・・!!(いえ、ウソです。だいぶ盛りました)

今振り返ってみても、Bの取りこぼしは惜しかったなと思います。(本当に面白いひとでしたから!)
もっと他にやりよう・・・・があったろうに。もしもタイムマシンがあったら、今の私が考える最善のアプローチを当時の私に教えてあげたい。


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