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③ポッドキャスト『ビッグファイブ心理学雑談 #38』愛知学院大学心理学部心理学科准教授 谷伊織 &Qaijff森彩乃(2023・Amazon Audible)

みんなの多様性を尊重するために、発言、表現する上で気をつけるべきことってなんだろう?

多様性を尊重することは、自分の価値観や意思を捨てて相手と同じになるものでも、相手を絶対に受け入れるべきと強制されるものでもなく、相手を尊重しながら、異なる価値観や意思を理解し、連携・協力することであり、社会の混乱や分断を招くものではないと考えています。

千葉県 多様性尊重条例に関するQ&A

【ポイント】
自己の尊重
相手の尊重
価値観を強制しない・されない
連携・協力推奨
禁止事項は社会の分断
・・・・みたいなかんじかな?

note上で記事を書く時に、この多様性尊重思想に則った姿勢で記事を書こうと思ったら、私は何に気をつければいいのか。

※ 以下の「ルール」は全て個人的な私法です。わたくしの、わたくしによる、わたくしのためのルール。布教したくて書いてるわけじゃないのでぜひお気になさらず!

ルール1.己の価値観の自由。

読みたい本を読む自由。
感想を記事にしてnoteに投稿する自由。ここんとこはもちろん確保!

しかし、文章を書く時に気をつけなきゃいけないのが言葉の問題なんだよねきっと。
まず差別的な意図を含む言葉は絶対にダメ。あとお下品なやつもダメっぽい。

今度ヒマがあったら読んでみよ。参考までに。

難しいのはデリケートな言葉を使う時だ。
例えば「生活保護」「前科」「精神疾患」「無職」「独身」「離婚」とか。なにかしらのネガティブなニュアンスを含むワード。こういうのに一番気を使うんよ! 使用を禁止されてるわけじゃないけど、人によってはNGワードの可能性のある言葉。

noteを始めてまだ1年半くらいだけど、ここには本当にいろんな方がいらっしゃる。今はゼロフォロー体制でやってるけど、以前のアカウントではそうじゃなかったから、記事を書く時に「もしかしてあてこすりみたいに受け取られるのでは?」という心配が凄くあった。なので一番の安全策はデリケートゾーンには一切ふれぬこと、読書感想文なんか書かないことなんだろうなって思うんだけど。
が、しかし、それをやっちゃうと今度は私自身がつまんなくなる。だって趣味のためにnoteやってるんだもん。趣味を封じちゃったらnote続ける意味なんて、なくなっちまいまさぁ。

となるとやっぱり・・・・

ルール2.なるべく中立の立場に軸足を置いて書く。

ルール3.なるべく感情を交えずに書く。

とした上で・・・・
ルール3.捕足「感情表現に関する決め事」を作っておこう。

【自分以外の何かが主語の時】
プラス・ポジの感情表現 ○
マイナス・ネガ ✖️
【自分が主語の時】
プラス・ポジ ○
マイナス・ネガ ○

自分に関することなら少々何言ってもいーのか悪いのか。
このあたりは実践の中から時間かけて答えを拾い上げていくしかない。

自分以外の何かを主語として書く場合には、完璧・100パーの安全などきっとない。プラス・ポジワード使っとけばとりあえずセーフだろ!という思い込みは、たぶんブッブー!なのである。だって世の中には「ポジティブを強要するな!」みたいな論調もあるわけで。
「どこかに線を引くしかないのならここらへんにしとこ!」という限界値。これが正しい線引きというわけじゃないんよな〜。

ルール4.強い言葉はなるべくソフトに変換する

「嫌い」→「ニガテ」とか。
正直これはあんま上手にやれる気がしないのですが・・・・、一応努力義務にしとこ。

とりあえずこれくらいかな?
んだけどこれはまだまだ(仮)のルールです。これから実際に試して、改良してかなきゃならない。
内容が固まって軌道に乗り、このマイルールが危なげなく稼働しはじめるのはもっともっと先のことなのだ!

どうなるかな。楽しみ。


今ふと思ったんだけど、もしかしてこういうマイルール作って己の指針を持ちたがる傾向ってのは誠実性じゃなくて「理論的価値」信奉によるものなのかな?

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