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①『ケーキの切れない非行少年たち 1 』鈴木マサカズ(2020・バンチコミックス)

以前、文字本のほうを読んだことがあります。が、漫画は初めて。こちらはストーリー仕立てになってるのでより悲しみが増す方向(悲)
非行少年たちの中に数多く存在するという知的障害・発達障害を抱えた少年・少女たちのおはなし。

どうすればみんなが幸せに生きられるんでしょうね。まったくわかりません。

てか私も人のこと言えない。脳ミソが統合失調症なんだもん。積極的に病院行ってないってだけで、受診したら即デコにパーンと「障害者!!』のおふだを貼られるやもしれません。

健常者は障害を持つ方々に公務員の席を譲り渡せ!って意見を聞いたことがあるのですが、そういえばアレは身体障害をテーマとしたハナシであった。
が、今回の漫画に登場する子どもたちの抱える障害は、それとは全く別系統。
複雑な仕事をするのが難しかったり、メンタルの問題を抱えていたり、彼らは、所謂「通常労働の型」にはまって労働するのが難しいタイプの子たちである。
そんな彼ら彼女らが安心して働けるような、もっすごいろんなパターンの働き方ができる自由度の高い職場!みたいなのを国が用意してくれたらいーのにね。民間じゃムリでも国ならやれんじゃないのか。税金で!

ケーキくんたちにもいつか安心安全な居場所(職場や家庭)がみつかるといい。
・・・・と、心から願いつつ、パタリと漫画を閉じさせていただきました。なんの貢献もできずゴメンね。せめて日々の消費税をお役立てください。


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