1日限定 呼子の住人になる旅 第一話 ~ 佐賀県
佐賀県唐津市にある呼子は、くろしおの大好きな場所。3度目にして初めての2泊3日。
そう、朝に『おはよう』『いってきます』と言ったら夕方に『ただいま』そして夜には『また明日、おやすみなさい』─ 呼子でこうやってあいさつを交わせた日。
たった1日だったけどそんな体験を叶えることが出来た旅。
真夏の太陽は最強で、途中バテたりもしたけど、すぐそこに帰る場所がある。それだけで、なんだかパワーがよみがえる。それが私にとっての呼子。
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アクセス方法や宿は今までの記事で紹介しているので、興味のある方はこちらでチェックしてみて下さいね。
2023年 7月31日~8月2日
呼子と私。はじまります。
宿に向かうため見慣れた海沿いの道を気持ち高らかに歩いて行く。
何回も何回も歩いている道なのに今まで気づかなかったものに出会う。
呼子にはたくさんの宿があるけど、私はここしか知らない。
事前に自転車を3日間レンタルしたいと伝えてあったので、すぐに出かけられるようにスタンバイしてくれていた。オーナーさん、もうすっかり私のことわかってくれているのかな?(笑)ありがとう。
部屋に荷物を置いたら早速、出発。
「いってきます」
まず向かった先は ──
そして ─
こちらに泳いでいるイカを目の前で網ですくってくれて『これでよかと?』と見せてくれてからお造りにしてくれる。
百と十からだと海沿いに600mぐらい行けば見えてくる。
やっと、夏の呼子のイカを食べることができた。三度目の正直がここに。
日が暮れるまで少し時間があるので、更に先に自転車を走らせて海岸に行ってみる。
道中は坂を登ったり下ったり。
平坦ではない道だけど、今回の相棒も頼もしい走りをしてくれる。
呼子朝市(上記地図真ん中あたり)の近くにバスターミナルがあり、そこから海沿いに歩いて百と十(紫色で表記)。
さらに海沿いに上がっていくと河太郎呼子店(オレンジ色で表記)の隣に呼子台場みなとプラザ(イカを食べたところ)がある。
そしてキャランコビーチへ。(青色丸印)
これらは呼子大綱引きのモニュメント。丸みを帯びたフォルムがかわいらしい。
地元の子たちの遊び場なのだろう。はしゃいでいると言うより、いつもと同じ遊び方をしている様子の子供達の声は耳にとても心地よく、それをBGMにひとりしばらく海を眺めてた。
すると17時のチャイムが流れてきて、それに合わせてみんな海から上がってきている。今日が終わる。私もそろそろ帰ろう。
この呼子大仏、日本最古のコンクリート製の大仏なんだそう。百と十に帰って、オーナーに大仏さまを見つけた話しをしたら教えてくれた。
騒がしさとは無縁の穏やかに流れる時間と共に呼子に夜がやってきた。
また明日。
おやすみ。
くろしお
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