幸せなストーリーをつくるということ
3連休で京都に行ってきました。
note始めたとき毎日更新しようかな、って思っていたのですがオッサンの旅日記書いてもしょうがないと思ったのと、旅先でしこしこ記事の構成と校正してもなんだかな、とか思ってやめました。
毎日更新が目的になってもあんま意味ないですからね。やっぱそれなりに思うことなどをアウトプットした方が良いということで。
それはそれでハードル上がりそうですが。
京都旅行の主目的は審神者(さにわ)な奥方が最近ハマっている刀剣めぐり。建勲神社に薬研藤四郎という信長公愛用の短刀の再現刀が公開されるっていうことでふらっと行ってきました。そのついでに寺社仏閣やお香屋さんや美味しいもの巡りでもしてくるか~、みたいなゆるい旅行でした。
私はファミコン世代なので、学生時代まではそこそこゲームをやっていたのですが、今はなんとなく、ぱったりとゲームの類をやらなくなりました。なので、刀剣乱舞も刀を擬人化したゲームくらいで、あまりよく知りません。
とはいえ、ほとんどの男児と同じく2歳くらいから刀や武器は好きでしたので刀を見に行くこと自体は楽しいし、真剣は奇麗だなとは思うので結局なんやかんやとくっついて薬研藤四郎の建勲神社だけでなく、いろんな刀のゆかりの地を見てきました。
そこで印象的だったのが、審神者な方々はもちろんなのですが、刀剣の御朱印とか売ってる神社の人もなんか楽しそうだったこと。
擬人化っていうのは一歩間違うと大ヤケドするんだけど、奥方から聞く刀剣乱舞の話と京都で感じた雰囲気から考えると仕掛けた人達すごいなぁっていう感想しか出なかったです。
なぜかというと
刀剣乱舞を仕掛けた人は刀にまつわるストーリーを尊重したり、日本古来の文化にも敬意を払っていることが側から見てるだけでも感じられたからです。
女性ターゲットにイケメン出てくるゲーム作っときゃいいだろって浅い考えだったら、こんな流行しないし、傍観者の私でも神社で楽しそうにしてる人達を見て多幸感感じるとかありえないですしね。
擬人化されたキャラの見た目や性格が伝承されてきた刀の逸話をしっかり反映してるあたりも良くできてますよね。
余談ですが、再現刀であっても怜悧な刃物って美しいなぁって素直に思いました。
色々な情報が簡単にわかる時代だからこそ、人の心を動かすには背景とかディテールのしっかりとした「みんなが幸せになるストーリー」を「わかりやすく伝える」ことが求められるんだな、と改めて実感。
そして
心が開くと財布も開く
景気良く刀剣の御朱印を購入の後「いい課金ができた」とご満悦な審神者様を見て、推しバンドのグッズをニヤニヤしながら買う自分の姿がダブりました。
さて、次はどんなグッズ買おかな。
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