空はこんなに綺麗なのに
落ちた先は灰色のコンクリート。
さっき唐突に、死にたいわけじゃないけど、
高い所から「落ちたい」と思った。
まぁ、唐突と言ってもきっかけはあったのだけど。
とりあえず壁に右手をおもいっきりぶつけておいた。
こんな手使えなくなってしまえばいいのに。
家族に聞かれたら距離を見誤って足をぶつけたって言っておこう。
あぁ、生きるってめんどくさい。
次布団に入って眠ったら、二度と目覚めなければいいのに。
それでも、明日は巡ってくる。
息が詰まりそう。
母親の溜息を聞きたくない。
原因は自分だけども。
はやくおわりたい。
あとがたり
ぶつけた右手に青痣が出てきた。
何かに触れると鈍痛がする。
おなかがすいた。
こんな状態でも腹は減る。
疲れたから今日は早く寝よう。
おやすみなさい、今日の自分。
明日は任せた、明日の自分。
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