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エレガントゴシックを纏う作家がゴスに目覚めたきっかけ②

ごきげんよう

前回①でもお話しましたが
わたくしを変えたきっかけである”ローゼンメイデン”

愛をもっと語りたい所ではございますが
一旦置いておいて

今回は続きとして
ローゼンメイデンに出会った後どう変わっていったのかを綴ります


きっかけからの覚醒

水銀燈のコスプレを経、今でこそエレガントゴシックというところに行き着いておりますがその間にも自分探しの旅の紆余曲折がございました

というか今現在も、そしてこれからも自分探しの旅は続きます
人生とはそういうものだと思っております故


初めてのゴスロリ

コスプレに満足したので次はゴスロリを着てみよう!
さあ早速服を買いに行くぞ!

。。。都会と違って田舎はそうはならないんですのよねえ〜
その頃愛媛にあった店舗は
・BABY, THE STARS SHINE BRIGHT
・ALICE and the PIRATES

2店舗のみ
セレクトショップも閉店し上記2つは好みではない為
これは遠征して買いに行かねばならないぞとなりました

ゴスロリバイブルやネットで情報を得た結果
わたくしの好みに合いそうだったのは
Atelier BOZ
ATELIER-PIERROT
Na+H

近場でこれらが手に入りそうなのは大阪
買うかどうかはわからないけれど
とりあえず実物を見てみたい

ということで大阪はアメ村へ向かいました
(ついでに日本橋で二次元も堪能して参りました)

ゴスロリの店舗が沢山ひしめいており
初めて踏み入れた世界に心が躍りました

やはり実物を見ると違いますわね
生地感や素材、色味や装飾
写真や画像で見るだけでは分からない
自分の目で見て触って納得して買うという行為


ネットショッピングが当たり前の便利な時代
かといって実物を見て買うという行為は無くならないと思います

だからこそLayLahLuxも出来るだけ実物で見て頂きたい
そう出来るよう精進して参ります


で、結局何か買ったのかというと





ATELIER BOZ / LAPIN AGILLの白ブラウスとレースチョーカー
もう売ってしまいましたのでイメージ画像を
おそらくこちらの白

Lolibrary

光沢感のある薔薇生地にフリル感も上品で袖はジョーゼット
後も編み上げで調節できる上に袖も取り外し可能!?

もう美しすぎて感嘆の溜息しか出ません
デザイン性も高い上に機能性も兼ね備えているなんて…

デザイナー様スゴスギマス

かくして初のゴスロリアイテムを手に入れご満悦のわたくしで御座いました


ゴスロリというジャンル

ゴシックアンドロリィタ(Gothic & Lolita)略してゴスロリ
サブカルチャーのジャンルの一つですが服のジャンルでいうと
これもまたカテゴリの一つなのです
・甘ロリ
・姫ロリ
・クラロリ
・ゴスロリ
・エレガントゴシック
などなどまだまだ細分化されます



実はここで「自分はどこに当て嵌まるのだろうと」
定義についてウダウダ悩み書いたり消したりを繰り返したのですが

ゴシック建築が好きで黒くて上品なレースをあしらったものが好き

という信念は間違いないのでうまく単語にまとめると
エレガントゴシック
これが相応しいかと思いそう呼称する事にしました

自分で言っていくスタイルにございます


ゴシック建築

兎も角ローゼンメイデンというきっかけに出会ったことで
それまで全く興味がなかった西洋文化に興味を抱くようになりました

これが本当に不思議なのですよ
それまで周りに西洋文化好きな人がおらず情報に触れなかったというのもあると思うのですが、自分の中の何かが拓けた感覚がございました

とりわけ心惹かれたのがゴシック建築

イギリス ヨーク大聖堂

この重厚感と荘厳さ
天に伸びる棘の様な塔
そして何よりダークな色味

見た瞬間ぶわ〜ってきました

これを見たさにイギリスへ行きましたからね
初めての海外旅行へ
しかも一人で

ですが不思議と怖くなかったのです
むしろワクワク感と心地良さを感じました
きっとわたくしの前世でイギリス人だったのですわ笑


ゴシック建築について簡単にまとめておきます
・12世紀〜16世紀頃ヨーロッパで栄えた建築
・19世紀頃に「ゴシック・リヴァイヴァル」として再建もされた
・高さを出す為の特徴的な構造
  尖頭アーチ=尖った形の窓や天井
  リブ・ヴォールト=天井の支え
  フライングバットパレス=建物を外側から支える柱
・光をより多く取り入れるためのバラ窓


より天へ近づく為の信仰心からより高く建てられたんですって
そしてGothic & Lolita、ゴスロリの由来もここからきております

外から見ても圧巻ですが、中も素晴らしかったです
細部の装飾もまた芸術でデザインも統一されており
ガーゴイル?のような謎の怪物も至る所におりました
と言うかなんか突き刺さっておりました

ヨーク大聖堂内

そしてこの空間で鳴り響くパイプオルガンの凄まじさといったら…

魂 が 震 え ま し た

建物の荘厳さ芸術性鳴り響くパイプオルガン
こんなところで聖書を読まれたら説得力しかありません
キリスト教、恐るべしでございます

イギリスには街を歩くだけで至る所にゴシック建築(その他様式も)がございました
日本で神社仏閣が散見されるのと同じような感覚です

ヴィンテージ食器やお洋服も豊富で21世紀に居ながら何百年も昔のものが現存し触れられるというのは素晴らしいことですわね
そして皆遠い過去に想いを馳せ、歴史や技術を踏襲し新しい風を取り入れることによって新たなるものや文化が生み出されるのですわ

LayLahLux物語

そんな紆余曲折を経て出来上がった世界がLayLahLuxでございます

幼少期の普通の子供から暗黒期を経て
きっかけからの覚醒

己の直感に従ってきた結果今ここにおります
この先はどうなっているのかは分かりません
ただ今やりたいことに目を向けて己に従うのみです

わたくし神は自分だと思っております
信じるものは己のみ
己の心に素直になれば道は拓けるのです

と宗教チックになってしまいましたが
最後にLayLahLux物語で幕を閉じましょう



かつてゴシック様式が栄えた14世紀

ライラという一人の少女がおりました。

荘厳で美麗に佇むゴシック大聖堂を一目見た瞬間、ライラの心は奪われました。


もっと身近にゴシック様式があれば…。

手元に置いておくことはできないのかしら…?

ライラは込み上げてくる想いを脳裏に描きました。


しかし、想い描くことはできても形として実現することは叶いませんでした。

なぜなら、当時の生産技術ではとても再現できようのない複雑なものだったからです。



ーーー年は流れ21世紀

かつて願いの叶わなかった少女・ライラの意思を受け継ぐ淑女がおりました。

そう、その淑女の前世の姿が少女・ライラだったのです。

前世の果たせなかった願いを、現世の技術によって今

再現し生み出してゆきます。


~ 貴方の人生に、気高き薔薇の如く美しい輝きをもたらしますよう心を込めて ~


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