緑道の小さな自然
朝4駅分を歩いて通勤することを開始して約半年が経過した。そのうち2駅分続く古い緑道があり、毎朝その道を歩いている。
昭和時代にできたであろうその緑道には様々な草木が植わっていて、小さな草花が不連続に咲いている。花が咲く緑道を歩いていると非常に気分がいい。
気づかされるのが自然の彩りの鮮やかさ。完全な黄色や、目の覚めるような紫。気をつけなければ分からないような小さな茂みに、鮮やかな色が散りばめられている。
写真の植物。名前はわからない。緑道の脇にひっそりと生息していた。しかし、その紫色の鮮やかなこと。人生で一番紫と言い切れるほどの鮮やかさであった。
自分の家から徒歩数分のところにこんな自然の美しさがある。ハワイの華やかさや、グランドキャニオンの雄大さはないが、心にしみる、自然の小さな美しさを感じながらの通勤は、1日元気に働ける活力を与えてくれる。