オーバーカム・ハードシップス。
やぁ、いらっしゃい。土曜日だね。
年内土曜日もいよいよセミファイナルさ。
来週はもう年末直前だね。
まだまだ今年は終わらない。
終わるその時まで楽しみ尽くそうじゃないか。
パワーのある女性。
C氏はnoteで知り合った女性。
まだ暑い頃だった記憶があるね。
とある事がきっかけで急にお近づきになった。
毎日noteを更新していて、
非常にボリュームもあり、多作なクリエイターさん。
いい意味でクセがあり、
読み手を引き込むようなパワーを感じていた。
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言葉に勢いがあって、
キレイは表現が並ぶというより、素が出ている。
もちろん上手下手の話をするつもりじゃなく、
ありのままの雰囲気を出している人だなぁと、
感心しつつ拝見をするところから始まる。
Xでも繋がっていて、コメントだったのか、
リプだったのかは忘れたけど接点を持つ。
骨形成不全症。
C氏は難病を抱えている。
「骨形成不全症(Osteogenesis Imperfecta)」
という先天的な病気。通称OI。
骨が脆く、健常者のように成長をしない。
容易に骨折してしまう体質な為、行動が慎重になる。
現代医学では治療不可ということで、
症状は人によって重軽度が変わる。
出生時から大きさが変わらない人もいれば、
小学校低学年位の身長で、松葉杖を使用して歩行できる人もいる。
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C氏は乳幼児体形とのこと。
基本的には畳ベッドで寝たきりの生活。
noteでもよくあることだと思うけど、
記事を先行して知る機会が多いと思う。
私も初期の頃は知ることもなく、
シンプルに元気な人だという認識で接する。
何度か記事を見たり、やり取りする中で
そのリアルを知っていくことになる。
日常生活。
「一体どういう生活なんだろう」
そう考える事を知っているかのように、
C氏は色々記事として発信する。
平日は週4日ペースで電動車椅子に乗り、
大手企業に短時間パート勤務とのこと。
勤務歴は約20年とのことで何気に長いね。
住まいは実家ではなく、一人暮らし。
ヘルパーさんの力を借りながらも自立した生活。
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現実問題、自分ひとりで生活出来なければ、
誰だって生きてはいけない。
C氏は前向きに人生を歩んでいる。
色々と経験談を文字に乗せて発信していく。
読んでいると、色々知ることが出来る。
・職場のおばちゃんが困った人
・食堂を手助けしてもらいつつ一人で利用
・休刊だった社内新聞を復活させる
非常にアクティブさ。
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どうしても周りと比較し、不便であることは否定出来ない。
ただ、発信する内容に悲観的な雰囲気を感じさせない。
「思いの丈」を発信しているのは重々感じる。
言い出すと止まらないような、言いたくて仕方ない心の滞留。
ヘルパーさんの不手際の話があった。
その話も言うか言うまいか。非常に悩んでいた。
私が始めてアクションしたのもこの事件。
「ネタに出来る予感」
C氏も少考。
その上で「オブラート」に包んで思いの丈を発信する。
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メディアで取り上げられるであろう、社会問題。
その氷山の一角のような出来事だった。
何の気なしに見れば些末な問題かもしれない。
ただ当事者からすれば、非常に大きな問題。
そこを踏まえての「オブラート」だった。
恐らく集めに巻いていたのだと思う。
C氏は常に「当事者」の意識として
気を使って生きているんじゃないだろうか。
決して卑屈にはならない。
その強さの裏で多く傷ついてきたんじゃないだろうか。
子供のような大きさ。
街中で見かけると珍しいのは間違いない。
嫌な思いだってきっとあるだろう、
偏見を持たれることだってあるだろう。
何故、そう強い気持ちであれるのか。
自己発信。
C氏は好奇心旺盛だ。
兼ねてからYouTubeで発信してみたい願望があった。
というより、消去法的にそう思っていた。
ある時、noteを経由して「stand.fm」の存在を知る。
ラジオ形式で「音声」に特化したプラットフォーム。
発信した音声をnoteにアップしているのも見かける。
15分程の音声だったが、
とても話しが上手な印象を持つ。
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ついつい焦って、早口になりそうなもんなのに、
超流暢に話してるんだからびっくり。
フリートークで詰まることなく、
のびのびと話していたよ。
YouTubeではなく、stand.fmを選択した理由。
それは言うまでもなく映像にある。
ポロッと自身の体にコンプレックスを
持っている話をされていたのが印象的。
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「言葉で話す事だけは健常者の方と同じように渡り歩いていける」
という言葉の通り、確かに弁舌なんだよ。
凄いなと、素直に思った。
凄いのは話すのが上手とか、そんな些末なことじゃない。
どれだけ気を張っているんだろうと。
自宅で寝たきりの生活。
「意図しない配信」にひっかかりを感じるYouTube。
音声であれば、寝転んでも出来る。
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台本は用意する?
聞き手に棒読みにならない?
徹底的に調べるクセのあるC氏。
話すという能力を最大限に活かす為。
色んな人と関わる中で適切なコミュニケーション方法を模索。
多くの人の理解と協力を得て生きてきた。
聞き手の立場にも気を使っていたのも印象に残る。
経験と実践。
C氏はその病気を抱える身として、
逆に機会に恵まれる。
「福祉実践教室」という機会。
概念的なものを詳しく話すと長くなる。
地域社会で障害を持つ者や高齢者と交流し、
福祉や生活の課題に気づき、日常的な実践活動で
「共に生きる力」を育むことを目標とする。
骨形成不全症を含めた病気を持つ人たちを、
遠い存在とせず交流し理解を深めていく。
といった趣旨の元、活動を行っていた。
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実際、いいことばかりじゃない。
というより日常で感じる視線や対応など、
苦労話も少なくはなかった。
・私は健常者になりたい。
・子供を苦手と思う自分が嫌いだからこそ、克服する。
という気持ちで、取り組むC氏。
本人の望まない形かもしれないが、
少しだけ文言を編集をしている。
その言葉の持つ意味は重い。
引用だとしても私がそのまま使っていい言葉ではない。
これから。
第二種衛生管理者。
C氏はこの国家資格を最近取得した。
労働者が常時50人以上いる事業場では、
1人以上の衛生管理者を選任する必要があるもの。
noteも連日発信、仕事も必死に頑張る。
資格試験にも手は抜かない。
「寝たきり」の概念とは、と思わせるほどの行動力。
強い探究心と好奇心。
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C氏は頼りになる存在。
少し前、ちょっとした悩みがあって、
相談に乗ってくれる機会があった。
人の心を汲んで先回りした回答を出してくれる。
淡々と、かつ明確に。
そして素早いレスポンスに救われる。
我々は双方に姿を知らない。
オンラインの世界では、常に走り回る印象さ。
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芯が通っている、
少しだけ溜め込むところはあるけど。
それでも強く進む姿を心より尊敬する。
そんなC氏は私の大切な友達さ。
文章には魔力が宿り、現実は不自由でも、
画面の中で羽となり飛び回る。
いつだって、更なる発展を応援しているよ。
願わくば、優しく健やかに広がる世界を。
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