【SLAM DUNK GI】2話「 雑草の夢はぶれない」~プロローグ・ 赤木剛憲~
恵まれた体格、バスケに打ち込む熱い姿勢、リーダーの資質。そのポテンシャルは十分だった。
そんな赤木剛憲が夢みたのが
全国制覇という壮大な夢だった。しかし赤木はあくまでポテンシャルを秘めた無名選手。高校入学時、フリースローが苦手とあるように夢みる雑草に過ぎなかった。
2年連続1回戦敗退。部員は次々と退部。仲間がついてこない孤独、リーダーの資質を問われかねない。
それが「雑草の夢のリアル」だった。3年時、チャンスが訪れた。「全国制覇」の夢にぶれなかった赤木。個人の鍛錬、チー