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2021年7月のTop10 Tweet

6月に承認されたエーザイ/BiogenのAduhelmの関連が3報も10位以内に入っています。それと嬉しいことに、弊社独自コンテンツと日経新聞でのデータ利用紹介の2本が入っています!

先月によく読まれた弊社Tweetの上位10をご紹介します。どのようなトピックに興味が集まっていたのかをご覧ください。

1位:GSK社は注射剤の長時間作用型HIV薬へ患者を移行させることができるかが鍵

GSK社の主要な経口HIV薬dolutegraviの特許が切れるのは2028/29年だが、その前に同社はcabotegravirを中心とした長時間作用型の注射剤へ患者を移行させる必要がありそうだ。それはMerck社とGilead社が最近になり長時間作用型の領域に進出したためだ。

2位:Curevac社のCovid-19ワクチンCVnCoVには競争力はない

Curevac社が満を持して発表したCovid-19ワクチンCVnCoVのP2/3試験の中間解析結果は、厳しい現実から逃れられず、この製品には競争力はないことが明らかになった。このHerald試験の結果は破綻しており、データはさらに悪化する可能性が高い。

3位:Sage社の大うつ病性障害へのzuranoloneは、統計的に有意な結果を示すも、かなり弱い

Sage社 Gaba A modulator ranolone は、#大うつ病性障害を対象としたP3 Waterfall試験 で統計的に有意結果を示すも、かなり弱く、同社の株価は12%下落した。少なくとも申請に十分なデータを得たと同社は考えている。

4位:弊社日本チーム独自コンテンツ【 日本での疾患別開発段階、Launch予測】

5位:Aduhelmの実際の販売は困難を伴いそうだ

アルツハイマー病治療薬Aduhelmの2026年の売上予測は、承認前は19億ドルだったが、承認後には70億ドル以上に跳ね上がった。しかし、実際の販売するとなると、Biogen社にとってますます困難な状況になりつつあり、当初考えていたほど平坦ではないだろう。

6位:Boehringer 社JardianceがHFpEFで好成績

拡張不全(HFpEF)の唯一の承認薬は、Novartis社Entrestoだ。しかしLilly社とBoehringer社のSGLT2阻害剤JardianceがEmperor-Preserved試験において好成績を収めたことでこの状況が変わる可能がありそうだ。

7位:Bayer/Ultragenyx社の血友病A遺伝子治療薬BAY2599023の結果はまだ納得のレベルではない

<ISTH2021 報告>
Bayer/Ultragenyx社の第VIII因子を発現させる血友病A遺伝子治療薬BAY2599023の結果が発表されたが、血中の第VIII因子レベルは納得がいくものではななかった。今後最高用量での治験が開始されるため、その結果が待たれる。

8位:エーザイは、ADC薬MORAb-202でBMS社と提携

Aduhelm が米国で承認され、エーザイの株価は史上最高値を記録し、さらなに嬉しい出来事として、葉酸受容体αを標的としたADC薬MORAb-202 を契約一時金6億5000万ドルでBMS社と提携した。

9位:Biogen社のタウ標的薬gosuranemabが失敗

Aduhelmが承認されるまでは、アルツハイマー病ではタウに注目が集まっていたが、Biogen社のタウ標的薬gosuranemabが失敗し、状況が変わった。今回の失敗は、同薬と共通点を持つAbbVie社ABBV-8E12 にとって特に不吉なニュースとなるかもしれない。

10位:弊社データの日経新聞での利用紹介


11位には弊社データの日経新聞での利用紹介でした。


#Monthly_Top10 #July2021 #エバリュエート #Vantage

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