1番の変化は、上司や仲間への感謝の気持ちを本当に感じていることかもしれない
私のこの5年間の振り返りをする良い機会となりました。COMEMOさんありがとうございます!
まずは、5年前と現在の状況を振り返ります。この5年間の間に転職もしていることから、結構環境は変わったと思います。変わったとは、良い方向になので、良い選択をしたと思っています。
<5年前>
時は2016年、私は41歳。米国企業トムソン・ロイター(現クラリベイト・アナリティクス:全世界で4,000人程度)でライフサイエンス担当のコンサルタントとして働いていました。同じ部門の上司や同僚は、同じ日本オフィスに居ましたし、人事や総務といったバックオフィス機能も日本にありました。
私の主となる業務としては、お客さんの課題を議論し必要となる情報を確認した上で、自社が保有するデータを主軸に、公開情報を調査したりして、レポートにまとめて納品する仕事をしていました。この頃は、まあ仕事に終われるような日々で、楽しくもあり、大変でもあり、という毎日を過ごしていました。
当時は、赤坂のオフィスに行って仕事をするのが当たり前で、地下鉄に乗って通勤していました。お客様との打ち合わせは基本訪問して直接お会いしてお話をしていました。また、業務量が多いため夜遅くまでオフィスにいることはザラで、最繁忙期の1〜3月は土日出勤もしていました。
これはプロジェクトの受注とプロジェクトの推進の両面を同じメンバーが担当しているため、忙しい時はプロジェクト受注を断っていたこともあるほどでした。すなわち、プロジェクトの推進(納品)が非常に大変だということになります。特に、官公庁プロジェクトは。。。
<転職>
前職での知り合いからのお誘いがあり転職。ちょど、環境を一変させたいと持っていたのでとても良いお話を頂けて今も本当に感謝しています。
2019年6月に転職をしましたので、ちょうどコロナ前のタイミングです。
<現在>
時は2021年、私は46歳。英国企業エバリュエート(全世界で200人程度)でライフサイエンス担当のコンサルタントとして働いています。同じ部門の上司や同僚のほとんどは、ロンドンオフィスにいますし(1人だけ同僚が日本にいます)、人事や総務といったバックオフィス機能は日本になく、ロンドンにあります。
私の主となる業務としては、お客さんの課題を議論し必要となる情報を確認して、提案書を提出し、プロジェクトを受注することに注力することです。前職と同様に、自社が保有するデータを主軸に、公開情報を調査したりして、レポートにまとめて納品する仕事をすることももちろんあります。現在は、Pre-sales(受注までの活動)とExcecution(納品までの活動)の分業をしているため、恐ろしく忙しいということはかなり減りました。
現在は、コロナ禍という事もあり、すでにオフィスには1年行っていません。しかし、上司や同僚がロンドンにいるという事もあり、コロナ禍前の時点に置いても、在宅と通勤を折り混ぜながら仕事をするスタイルでした。お客様との打ち合わせに関しても、コロナ禍前でも直接訪問とWeb会議の両方を使って実施していました。もちろんというか、今となってはお客様との面談は100%Web会議になっています。また、夜遅くまでオフィスにいることはほぼ皆無でして、最繁忙期でも土日出勤はしていません。
これはプロジェクトの受注とプロジェクトの推進の担当が別れているため、ある意味コンスタントに受注することができるからだと思っています。ただ、色々なプロジェクトを抱えている場合は、納期を遅くしてもらうこともありますが。。。プロジェクトの推進(納品)が大変だというのは変わりありませんが、現職では官公庁では原則日本語を使ってレポート作成をする必要があることがほとんどであり、まだ受注は実現していません(UKチームが納品物を日本語で作成できないから)。
<この5年で変化した働き方>
転職したことの影響が大きいのですが、両社ともに外資系企業でありながら、上司が変わるだけでここまで働きやすくなるのかと思い知った5年間でもあります。詳細は言えないですが、酸いも甘いもあった5年間と言えます。
現職の上司はロンドンにいるのですが、コロナ前に日本で一度、ロンドンで一度会う機会があったのが本当にラッキーでした。彼の元で働くようになって、1年半以上経ち、働き方が本当に変化したなぁと思います。
私が変化として実感している点
・コロナ禍に関係なく、リモートワークが格段に増え、家族の時間が増えた
・自分の意見が仕事に反映され、とてもやりがいを感じるようになった
・自分がやりたいことができ、自分に自信が持てるようになった
・自分の裁量で仕事をさせて貰えるようになり、より考えるようになった
・転職して本当に良かった
前職の仲間との繋がりだけでなく、Twitterやnoteで繋がった人たちとの関わりが本業に活きる場面が多くなり、またその逆で本業で学んだことが外で活かせています。
今の会社に移ってから自由に仕事をさせて貰えるようになり、自分の中のクリエイティブな部分が動き始めた感覚で、それによって充実した仕事ができるようになったと実感しています。もちろん、日本のメンバーのサポートがないと私の仕事は成り立たないので、本当に感謝しています。日本とロンドンなので、ある意味任せるしかないのかもしれませんが、私はとてもハッピーに仕事をさせて貰っています。
一番大切な点は、上司や仲間への感謝を本当に感じるようになった点かもしれません。。。
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