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テレワークのハードルを乗り越えるには、やはりジョブ型のようにメンバーに「仕事内容を見える化」するしかないのでは?
日経COMEMOの新しいテーマ企画ですよ
今回は、「テレワークのハードル」です。
テレワークをしている方であれば、色々思いつくでしょうし、テレワークで無かったかたは全くイメージ湧かないかなとは思います。
私も3月から完全テレワークで、もう半年になりますが、やっと来週からオフィスに行っても良いとのイギリス本社のお達しがあったので、とても嬉しい気持ちになっているところです。
とは言え、行っても週一回程度かなとは思っています。地下鉄に乗るのがまだ怖いというのが正直なところです。この半年でかなり臆病になりましたし、出不精になってしまいました。。。
さて、テレワークのハードルですが、私の率直な意見としては、「チームメンバー仕事をしてるかな?」と結果ではなく仕事ぶりについて考えてしまうことがテレワーク最大のハードルとなると思っています。
以前の日経COMEMOのテーマにあった「平日朝からネトフリOKですか」。
私も投稿しています。
チームメンバーが朝からネトフリ見ていても全く気になりません。
何故なら自分の仕事をしっかりとすることが私の仕事だからです。
色々なビジネス書とかそれ系の話に以下のことはよく出てきます。
1)誰が(実行者の決定)
2)いつまでに(締切の設定)
3)何をするのか(実行内容の決定)
これを決めておけば、色々楽ちんです。
例えば、
「私は、明日までに、製薬企業のパイプライン分析用のデータを抽出」
これが決まったらあとはよろしく~ってほど簡単ではなく、途中に疑問点があれば一緒に解決することもしますが、それぞれのメンバーが自分がやるべきことを分かっているという状況がとても大切になります。
こうした各自の仕事を明確にしておくという前提が無い場合は、周囲のメンバーの仕事ぶりが気になってしまうのではないでしょうか?
例えば、「なんで俺こんなに忙しいの?あいつは?」と・・・
ジョブ型的な枠組みがあることで、テレワークはうまく機能する手法だと思っています。管理職やリーダーは仕事内容、担当者、締切、求める仕事の質をしっかりと言語ができないとテレワークのハードルをより高くしてしまう可能性があると思っています。
最後に余談を一つ。
2020/9/28付けの日経新聞にはこんな記事があります。
人材情報管理サービスのカオナビの調査によると、在宅勤務などテレワークを実施している人が20代~60代の23%にのぼることがわかった。緊急事態宣言中の5月に比べ12ポイント減ったものの、依然として高い水準にある。新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、各社で新たな働き方が定着しつつある。
(中略)
カオナビの研究機関「カオナビHRテクノロジー総研」が8月21日~24日にかけて、インターネットを通じて調査を実施した。有効回答数は9816人。
働く人の23%しか何らかのテレワークをしていないので、残り77%の働く人にとってはあまり関係のない話なのもしれませんね、、、
よくある話ですが、テレワークに適した職種、そうでない職種はあるため、この話は二極化していくのだろうことは想像がつきます。
逆に、テレワークをしない77%の共通の課題や問題点を解決すると社会へのインパクトがかなりあると思うので、そうした施策も国も私たちも考えることが必要かもしれませんね。
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