これからも遍参を続けていくのだろうと思う
素敵な言葉「遍参」に出会いました。思えば私も遍参を続けてきているなと思います。みなさんはどうでしょうか?
ドナルド・キーンさんが、戦後間もないころに日本へ渡航したくて師匠角田柳作さんに相談したときに言われた言葉が今日の主役です。
▼師はこう答え、ハーバード行きを勧める。
「仏教の修行僧が一つの修行場から次の修行場へと旅して歩くのは、ごく当たり前のこと、これを『遍参(へんざん)』と言うのです、と」
(私と20世紀のクロニクル)。
弟子はその言葉に従った。ハーバード大から英ケンブリッジ大と歩みを続け、ついに1953年、京都大への留学を果たす。
修行の道は、長く続いていると思います。
行きたい場所へまっすぐに行けず、遠回りをしたとしても、その遠回りはその人の人生にとって意味があるものだと思っています。
私も最初は研究者を志し、博士号を取得して、NCIに研究留学などをしましたが、今や全く違う道に居ます。ただ、これまでの「遍参」が今この瞬間も活きていると感じています。
今この瞬間の色々な経験が未来においてどのように活かされるかは分かりませんが、ひとつ言えるのは今の経験は必ず未来の自分の役に立つということです。
だから、今日も1日励みたいと思っています。
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