久々に感動「Ready Player One]
この前地上波で放送していた
『レディ・プレイヤー1』(原題: Ready Player One)観た?
ネタバレとかは完全に無視して書きます。
気持ちがざわざわしているうちに書きますので諸々ご容赦を。。。
私はこの映画をお昼の20分ずつに細切れに観続けて、
やっと今日のお昼に観終えたところです。
主人公が最後に色々な困難を乗り越えながら、仲間とともに成長し、
イースターエッグという象徴的なものを手に入れる。
って、ふつうに感じますよね。
あーいつもの青春ものねーって。
でもこの物語はCGバリバリのSF映画で、舞台は2045の近未来。
多分、自分も生きて居られる25年後の話。
その世界はある意味ディストピアで、
主人公を含め多くの人がスラムみたいな所に住んでいたり、
現実が結構つらいから世界中の人々は「オアシス」と呼ばれる
バーチャルの世界で過ごすことが多いって世界観。
そんなバーチャルの世界は人々の拠り所となってるくらいの、
インフラとして根付いている。
でね、そのバーチャルの世界を作った神的な人ハリデーが死んで、
その世界に謎を残してることが公表され、
それを解き明かすとオアシスを管理する強大な権限と富が得られる、
そこにチャレンジするのがこの映画。
私が感動したってのは、最後の最後のシーンなんだけど、
そこに行くまでに色々なゲームの話やいろーんな映画、
アキラで金田が載ってたバイクが登場したりと、
それはそれで何度見ても恐らく面白いと思うけど、
やはり最後のシーンを語りたい。
私たちの現実は色々と辛い。
どうやって人と関わっていいか分からないし、
ずっとびくびくして生きてきた。
だから、オアシスを作った。
でも、現実じゃないとうまい飯は食えない、
それは「現実だけがリアルだから」
自分にもそういう時期があったし、暗黒時代ってのが存在する。
多分中学生の時がそう。
でも、いま45歳になって、このハリデーの言葉が本当に良く分かる。
分かるから、途中からずっと涙がとまらず、
ハリデーと主人公の会話を追い続けた。
どこに逃げたっていいし、目を背けてもいい。
でも、目を背けていたものにはいつか対面するときがくるし、
そのときに自分はそれに対してどういった決着を付けられるのか。
ハリデーは自分が死ぬことを悟ったときに、気付いた。
人はいつからでも再始動できる。
自分の中にまたひとつ「ぽわっ」と明かりが灯ったのと感じています。
現実とバーチャルと行き来しつつも、
私たちはやはりリアルを捨てることはできないし、
捨てることは結局自分自身の放棄につながるって思った。
なんかまだ取り留めのない思考なのだけれど、
かなり心を揺さぶられていて書かずにはいられず、
でも誰かにこれを話したいって気分でもなく、
自分で自分に確認するようなことがしたくて文字にした。
#ReadyPlayerOne #映画 #現実だけがリアル #心がザワザワ
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