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「あなたが必要だよ」という薬

黒田です。

引き続き働き方を模索しています。
何度か書いていますが私の仕事は法人や個人事業主のバックオフィス業務です。
なんかかっこよく書いてますが平たく言うと「裏方のなんでも屋」がいちばん近い気がする。

同じ業種の方ってすごくたくさんいらっしゃると思いますが
最終的に「黒田さんがいてくれてよかった」と思ってもらえる仕事をしたいなーと考えていて。
私じゃなくてもできるけど、私だからこそできた部分も残したい。

昨年、少し業務を減らし出来た余白のスペースもすこしずつ埋まってきました。
実は私...「あなたの力が必要なの」と言われるとイチコロなんです。
そんな風に言われたらすぐに一肌脱ぎたくなってしまう。
おかげさまでそういうお声をいただくこともあるのですが、うれしくなるのと同時に”本当に自分はそうしたいのか”を考えるようにしています。

私の力を必要としている人の役に立てるって最高じゃないですか。
でもそうすることで自分が本当にしたいことを犠牲していないか。
何にもしないボーっとした時間を確保したいと思ってたのに、それが無くなってないか。
言葉につられただけで、その方の信念やポリシーに心底賛同しているか。

自分の体力が緩やかに下っているも大きいんですよね。
多少無理をしても一晩寝れば大丈夫、なんてわけにはいかなくなった。
スケジュールに少しずつでも余白を確保しておくことが
結果的に自分を救うことも多く経験してきました。

「あなたが必要」って劇薬にも良薬にもなる。
言う側にその意識はないけど、受け取る側がいったん俯瞰することで劇薬になるのは避けられます。
もちろん良薬にもできる。

断ったり、さぼったり、逃げたりするのがうまくなったなーと思います。
年齢を重ねることが怖くないのは、
こういう術を少しずつ身に着けているからかもしれません。

健やかで素敵な一週間になりますように。