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とことん味わい尽くす

黒田です。

わが子の中学も水曜日から一斉休校になりました。
そのまま春休みに突入するのでトータル1か月以上のお休みになります。
月火の二日間でクラスのみんなと惜しみつつ最後の時間を過ごし
学校から休業中の課題もたくさん出されたようです。
本来春休みは課題とかないのにな...と娘は悲しそうにつぶやいています。

通っていた学習塾も当面お休みになりました。
もちろん部活動もありません。
少しくらいは友人たちと遊ぶこともありますが
念のため電車に乗ったりカラオケに行くのは控えるようにしています。

って・・・・・・
行くとこないじゃん!という話です。
娘、物心ついてからいちばん何の予定もない日々ではないでしょうか。

小学生のころであれば学校と同じように時間割をつくり
できるだけそれに沿って生活しようか、などと話し合ったかもしれません。
でも彼女ももう中学2年生。
時間管理はすべて任せています。

幸い私の仕事が自宅でできるものも多く、ともに過ごす時間が増えました。
私はダイニングテーブル、娘はつながっている隣室のこたつが定位置。
ふと隣室に目をやると、娘が気持ちよさそうに寝ています。
寝顔が夫にそっくりだなーと思いながら、彼女の寝顔をこんなにじっくり見れるのもあと何年かしらと思ったり。

起きたかな、と思うとスマホでゲームをしたりタブレットで動画を見ています。
たまに笑い声が聞こえてきます。
とても楽しそうです。

あまり勉強してる姿を見てないぞ、と不安になることも正直あるのですができるだけ言及しないようにしています。
のちのち困るのは彼女自身なので。
それに彼女は最終的にきちんと帳尻をあわせられることを私は知っています。

こうなったらヒマや退屈を思う存分にとことん味わい尽くしてほしいとすら思うのです。
こんな経験は二度とできないかもしれないので。
もし無事に日常が戻ってきたら、あの時は何を考えて過ごしてたのか聴いてみたいな。
え!なんにも考えてなかった!!という答えも想定しつつ。

健やかで素敵な一週間になりますように。