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犬とランニングとコントロールと。

私のここ20年の人生において、大きな位置を占めるものと考えたとき、”犬とランニング”だなぁ、と頭に思い浮かぶ。

犬とランニング(走ること)は、自分の人生で2大・大切なものであり、ある程度はコントロールできるものだ。

ただし、コントロールとは、”犬を飼う、飼わない”選択、”ランニングをする、しない”の選択であり、”犬が自分の思い通りに動かない”とか”自分の思ったタイムで走れない”とは別物だ。

ひと月弱前から仔犬をアダプトした。18年ぶりの子育ては、自分の体力低下もあるだろうけど、犬種が違うのもあり、想定以上に大変だ。走る時間が恐ろしく減っている。NYCマラソンまで後2ヶ月を切ったというのに、相当、ヤバい。焦りがないといえば、嘘になる。

だけどなぁ、、、と、自分の妄想力を発揮させる。

この物怖じしない、エネルギー溢れる仔なら、近い将来、私と一緒にセントラルパークだけじゃなく、山も走れるだろう。一緒に歳を取るにつれ、走るのが歩くのに変化したとしても、一緒に空を見上げ、一緒の空気を吸い、一緒に鳥の囀りを聴き続けることは変わらない。それは長い目で見たら、相当な人生のReward(ご褒美)であろう。

だから、自分の心をコントロールする。

焦るな、私。仔犬はいつまでも仔犬じゃない。今はこの仔にたっぷり愛情を注いであげよう。信頼を築いていこう。

それが出来たら、きっと、この仔は私のベストランニングバディになる。



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