ペットロスはなくならない。
フェイスブックに上がってきた写真。3年前の今日、私たちはコーディがやってきたテネシーにいた。コーディを救ってくれた動物病院を訪ねていたのだ。
当時、レスキューから連れられてきた子達の中でも、ひときわ、シビアな状態だったコーディを看護師さんは覚えていた。
だから、毛がフサフサでお肉のついた身体のコーディをとても喜んでくれた。「ニューヨークに行って、幸せになったのね!」と。
その3年後の今日にはコーディはいない。
コーディと過ごした時間はたったの4年。濃密な4年間という時間。
くるみ(最近、アダプトした仔犬)を育てながら思う。
コーディのことも育てたかった。生まれた時から、一緒にいたかった。どんなに腕白で、手に負えない仔だったとしてもいいよ。一緒に成長していけばいいからね。
コーディのことを思い出す度に、胸が痛くなる。涙が溢れる。
新しい仔を飼えば、ペットロスはなくなるよ、ってことはないね。
でもね、コーディに出来なかった事、くるみにするね。何にも分かっていない仔犬に世界を教えるのだ。
あなたの生きる世界は、そんなに悪くない。当たり前に一緒に生きるのだ。
そう思ってくれたらいいな。
※ カバー写真は、レスキューからうちに来たばかりの頃。顔はボサボサで、身体には毛がなく、傷だらけ。傷を舐めないように、ソフトカラーをつけていた。それでも、イビキをかいて寝れるコーディ。本当に全てをそのまま受け入れる子だった。何も要求しない、何も望まない、ただ、全てを受け入れる子だった。