私と保護犬くるみの物語:わたし➃”理想と現実、どっちが重要?”
くるみがうちに着て、2週間が経った。わんこ時間だと3ヶ月ぐらいの感覚になる。赤ちゃんの成長ってきっと3ヶ月ってめちゃめちゃ大きいんだろうなぁ。(子育て経験なし)だって、くるみを日々見ていると、目に見えて、変化しているのが分かる。身体もだけど、頭や心も。
3ポンド(1.3キロ)強だった体重が、2週間後には4.3ポンド(1.8キロ)になっている。順調に成長しているのが嬉しい。
シェルターやレスキューから仔犬を引き取る際、「どれぐらいの大きさに成長するかは保証出来ません。大きさにこだわりがあるなら、成犬を選んで下さいね。」と言われる。そりゃそうだ。だから、大きさにこだわりがあり、でも仔犬から育てたい場合は、ブリーダーさんから犬を買った方が良いのだろう。
先先住犬のミルキーは、18年前、その理由からブリーダーさんから買ったピュアブリードのロングヘアーチワワだ。マンハッタンのワンルームで一人暮し、そして、フルタイムで働く自分が飼える犬種で選んだワンコ。
「成犬で3キロぐらいになるでしょう。」とブリーダーさんから言われていたけど、結果、4キロ強になり、色んな人から、「犬種は何?」と聞かれるぐらいチワワには見えない大きさになった。その度、「デカチワワです。」と笑いながら答えていたが、ブリーダーさんに騙されたって気持ちにはならなかった。だって、こんなフサフサの美しい毛を持つジャニーズ顔のチワワなんて世界中探してもこの子しかいない。なんてラッキーとしか思っていなかったから。(典型的な親バカ飼い主)
くるみに関しても、小型犬の範囲で収まってくれたら理想だけど、でも、それ以上に健康で元気であることの方が重要だから、別にどんな大きさになっても良いよって思ってる。
理想なんてものに縛られてると、目の前の大切なことを見失いそうだ。
今は、ただ、くるみの成長を一緒に楽しもう。