新米フォスター奮闘記4:猛省
実は、フォスタードッグ2匹目の「マライア」編は、相方と書くかどうか迷いました。
自分たちの恥、失敗を晒すのはどうか?とか、慰めの言葉をかけてもらいたいのか?等、色々意見はあったけど、私は敢えて、「書きたい」と思ったのです。理由は、失敗から学ぶものがたくさんあり、また、それをシェアしたいと思ったから。
”フォスターボランティア、色んな犬猫と過ごせて楽しいよ〜。”
って言う発信で、このボランティアに興味を持ってくれたら嬉しいし、それにより1匹でも多くの動物たちが幸せな一歩を踏み出せたら良いと思っている。だけど、その反面、リスクもあるってことを、自分たちが身を持って体験した話で、認識を持つ、覚悟を持ってチャレンジすることに繋がればいいなと思ったのです。
今回マライアを手放した後、私と相方は相当、話し合いました。いや、その前に、各々が、深く深く今回の失敗を分析し、猛省し、そして、それを相手に伝えたと言う流れかな。
自分の何が悪かったのか、何が足りなかったのか、そして、何を勘違いしていたのかなど。そして、出した結論は、
”飼いたい犬じゃなく、飼える犬を飼う。フォスターでも同じ。”
と言う、20年前に、私が最初に犬(ミルキー)を飼った時のモットー。
ただ、小型犬だしと飼えると思って飼った犬が、実は問題行動が激しく、飼い主の方がノイローゼになるなんてことも絶対ある。今回は、レスキュー団体という相談場所があったから問題が大きくなる前に対処が出来た。
子育ても一緒かなぁ。育児ノイローゼになる前に、相談できる場所、逃げ場があるなしで、気持ちが随分楽になるんじゃないかな。そして、もちろん、取り返しのつかないことになる前に対処もできる。
ちなみに、レスキューからアダプトした場合、レスキューから定期的に「その後、どうですか?」と連絡が入るし、また、問題行動も相談出来る。それでも、もう自分たちには無理だと判断したら必ずレスキューにリターンするという約束もある。ペットショップで飼うよりずっとアフターケアがすごいのだ。
で、、、、さて、これから自分たちはどうするか、だが・・・。
フォスターは少し休憩しようと思ってる。少なくとも1ヶ月。
実は今回のことで自分たちも傷ついている。
だから、時間がその傷を癒し、傷ついた分、強くなれたら、きっとまた挑戦するだろう。だって、やっぱり、ワンコと過ごす時間は何よりも人生のRewardだから。
※ カバー写真は、初代ワンコのミルキー。