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2泊3日沖縄旅行 2日目

1月初めに行った沖縄旅行記、2日目です。
これまた写真多めで長いので、ティータイムの暇つぶしにどうぞ。

2日目の行程

ホテル→フクギ並木→美ら海水族館→熱帯ドリームセンター→古宇利大橋→古宇利オーシャンタワー→東南植物園→ホテル

まずはホテル周辺をちょこちょこ回ります

①フクギ並木

 友人プレゼンツ、私に見せたい風景第三弾。沖縄らしい民家とその家々を繋ぐ道に生い茂る緑の並木道です。沖縄の木は生命力に溢れているというか、おりゃ〜!って感じに生えてます。見た目からして幹も葉も強そうな感じ。

ね?おりゃ〜!って感じでしょ?
前後左右続いていて、まるで迷路
民家の入り口にはシーサーがいます

第一猫さん発見!
この子をはじめに、沖縄では帰るまでにたくさんの猫に会いました。

まーた迷ってる観光客か
(友人撮影)
あっちが明るい!出口だ!
はい残念、行き止まりの海でした〜!
(友人撮影)

 この風景がさ、千葉県民には「あれ?なんか見たことあるな…」ってなるわけよ。「…ここ、ディ○ニーシーじゃね?」ってね。シーの部分がやたらと大きくて綺麗だけどね。わかる人はわかるはず。壮大なディ◯ニーシー。
 はい、そろそろ道を戻ってどうにか車を停めた所まで行きましょうかね。並木道は本当に迷うから注意。迷ったら一度普通の道に出た方が良いかも。まあその出口もどこかわからなくなるんだけどね。…私だけかもしれないけど(みんなが認める方向音痴)。

②美ら海水族館

 ここは私が「行きたい!」ってリクエストしました。昔々、旅行会社のツアーで一度来た事があったんだけどね、ツアーだったもんで全然時間がなかったわけよ。確かここがメインだったはずなんだけど体感的に30分くらいしかいられなかった思い出が…。だからずっと満たされてなかったので、満たしに来た。

前に来た時は複数匹いたはずだけど1匹になってた…。

 大水槽の横のカフェは有料で水槽側の席に座れるらしいので、そこでお茶休憩しました。私たちの時は平日だったから全然人いなかったのでスムーズに座れたけれど、休日で混んでいても時間があるならおすすめです。

友人とマグロ
エイを呼ぶ友人
近すぎるエイ
席料は1テーブル40分500円
ここに来たなら是非!
(友人撮影)

 美ら海水族館はジンベエザメだけじゃなくてマナティー館やウミガメ館もあるし、ちょっと行くと海辺にも出られるのでゆっくり回りたい場所ですね。

ウミガメ館の脇から降りるとシーが見えるよ。
本物のシーがね。

③熱帯ドリームセンター

 友人プレゼンツ、第4だーん!美ら海水族館から続く敷地内にある植物園。ここ美ら海水族館へ行って時間があったら是非行った方がいいよ!ラピュタの舞台はここじゃないかな?って思うよ。
 美ら海水族館の敷地内とは行ってもかなりの距離があるので体力を残しておきませう。水族館で使い果たさないように。この日は暑くて2人でヒイヒイ言いながら向かいました。途中の道にタビビトノキというのが生えてて、調べると「この葉に溜まった水を旅人が飲んで喉を潤したからその名がついた」と書いてあって「今、私たちにこれ必要では?」って思ったよ…。園内を遊覧バスが運行しているみたいなので、タイミングが合えばそれに乗って行く方が良いかもしれません。ただ、バス停には「ここで待ってるとそのうち来るよ」的な事しか書いてなかったので、私たち以外待ってる人がいないバス停に「来る気がしない…」と思って帰りも歩いて水族館側の駐車場まで向かいましたけど。休日だったらもっと頻繁に回っているかもしれませぬ。

熱帯ドリームセンター入り口脇。
ラピュタの可哀想なロボットたちが壊れて倒れていそうじゃない?
ツタとレンガの古びたような感じがすごく良い
(友人撮影)
水に沈んだ都市感
滅んでますねぇ
(絶賛営業中)
ほら、見事に滅んでる
「絶賛営業中だよ!」
(友人撮影)
ラピュタの中心にある空が見えるドームみたいな温室
人っこ1人いないけど、園庭のロボットたちが…
じゃなくて、スタッフの方たちがお手入れをされていました
(友人撮影)
休憩所からの景色もいい
ちなみにこれはマンゴージュースと甘いドーナツみたいなやつ
ひと皿を2人で分けるとちょうどいいボリュームでした
てっぺんまで登れます
ムスカごっこができます
(友人撮影)

 広いので全部は回れなかったけれど、植物以外にもあの滅んでる辺りの池にはアロワナがいたり、温室内の池には黄金のスッポンがいたり、珍しい蝶が舞ってたり、生き物も色々いました。蝶が大嫌いな友人は蝶の温室から出る時、まるでお化け屋敷から飛び出てくる客みたいな出方をしてて笑った。でも私も蝶は大丈夫だけど蝶がいるって事は蝶になる前段階の状態のもいるって事で、その前段階が大嫌いなのであまり周りを見ないようにして出てきました。人によってはあの温室は恐怖の館なので回避してもいいかも…。

でもそうすると、オイラには会えないよ〜

④古宇利大橋

 友人が見せたい所が新たにあると言い「明日にしようと思ってたけど今日行けそうだから行こうか」と急遽連れて行ってくれた場所が古宇利島に続く海にかかる橋でした。初日の海中道路もいいけれど、友人はこちらの方が好きだそう。

古宇利大橋と知らない人たち
(友人撮影)
海水の透明感!

橋を渡って反対側から。

ざっぱんざっぱん
(友人撮影)

 反対側渡った先で足つけたりして遊ぼうかとか言ってたのに橋を渡った側の海は風で大荒れでした。なんでだ?「汚い足つけんじゃないわよ」って思われた?残念ですが、足つけの儀は行われず。

⑤古宇利オーシャンタワー

 こちらも友人おすすめ。「車を降りて面白い乗り物で登らないと行けない展望台なんだよ」との事でワクワク。駐車場に入ったら係の人が「急いで下さい!もう締まりますよ!」とちょっと強めに言ってきたので急いで受付して向かったけれど、時計を見ると最終入園時間までまだ時間あったので「まだじゃん」と思った。上まで行く面白い乗り物とは自動運転のカートで、古宇利大橋や海を眺めながらゆっくり上がって行くのでアトラクションみたいで面白かったです。

こんな景色を見ながら上まで登れるよ
(友人撮影)

 着いた先でもカートから降りる時に「あまり時間ありませんので急いで下さいね」って念押しされて、「みんな5分前行動の酷い版に陥っている…」と思ったわ。大丈夫よ落ち着いて。まだ30分以上あるよ!

展望台からの眺め
(友人撮影)

 下山する時のカートはルートが短くてすごく早かったです(笑)降りてから、駐車場でナビの設定をしているとコンコンと窓を叩かれて、係の人に「すみません、閉めます」と言われてびっくり。まじで?そちら閉館と同時に駐車場閉めるタイプ?見ると、上でカートの乗り降りをサポートしていたスタッフもカバン持ってもう帰る所だった。はや!!
 念の為言っておくとオーシャタワーには私たち以外にもお客さんいたからね。私たちだけならさっさと閉めようとなってもおかしくないかもしれないけど。(正直それもおかしいけど)
 仕方ないので一旦駐車場から出て路肩でナビの設定をして次の目的地まで向かったけれど、もうあのあまりの早さに大笑いでした。閉館と同時にスタッフ全員帰る準備完了してるってすごくない?普通さ、閉館したあと帰る準備して出るよね?あれは確実に閉館前から帰る準備してるよね?昨日に引き続き直面した逆沖縄時間に驚きと切なさと心強さと。友人に「今度から会社行ったらあの姿勢を見習うといいよ」とアドバイスしておきました。定時と同時に会社から出るの。

⑥東南植物園

 友人がこちらの南国イルミネーションが見たいということで向かいましたが、もう日が沈み道は真っ暗。道があるのかと不安になると向こうから車のライトが見えてホッとする…というのを繰り返しながら進み、「本当にこっちに大きな施設があるのだろうか…」とナビを疑いはじめた頃に唐突に光るヤシの木が見えてくるので、今後行く予定のある方は道路ではなくナビを信じて向かって下さい。というか、もう頼りになるのはナビしかありません。「こんな風に真っ暗になるからみんな道が見える明るいうちに帰りたがるんじゃないか」と思ったよね。

イルミネーションはこんな感じ
(友人撮影)
あの暗闇を駆け抜けて来た同志がちらほらと
(友人撮影)

 これからホテルに戻っても周辺の食べるお店は全部閉まっているのを昨日で痛感したので、ここで軽食を食べて帰りました。

池のほとりでアヒルが休んでたけど休めるのか
「今年もこの季節がきたねぇ」
「夜でも明るいのよねぇ」
「そういうの白夜って言うらしいわぁ」
「おしゃれ〜」
って話してるはず
(友人撮影)

真冬の怖い話

 さて。ホテルに戻って、大浴場へゴー。大浴場の前でホテルのスタッフの方が「お風呂は11時までなので巻きでお願いします」と言ってきました。まじでか。ここでもか。この時点で10時半でした。

「ホテルで客に“巻きでお願いします”って言うのすごいねw」
「そんなの言われたのはじめてだよねw」
とか話しながら脱衣所で用意をし、あとはお互いになるべく急ごうと各自黙って体を洗ったり湯船に浸かったりそれぞれのペースで入浴をしました。私の方が先に出て着替えていると、人が入ってきて脱衣所の奥へ行くのが見えました。着替えながら(さすがに今からじゃ無理だろ)と思ったものの、堂々と入って来たのでもしかしたらここの従業員かな?この後ホテルの人たちが入る時間なのかな?と思い、髪を乾かしに洗面台へ。
 その後、あとから出てきた友人と合流して「ハ〜ッ」ってため息のようなドライヤーをかけながら「巻きでお願いするなら速乾のドライヤー置いて欲しいよね」とか悪態をつきつつ11時には荷物を持って外へ…。

ここからちょっと怖い話です。苦手な人はご注意を。

「あれっ?スリッパがない…」
友人と自分のスリッパを靴箱から出しながら思わず言ったのは私でした。
「何が?」
あとから来た友人が覗き込んできます。
「靴箱に私たち以外のスリッパも靴もないんだよね…」
「え?」
「いいや、とりあえず出よう」
と友人に確認をとるまでもなく慌てて大浴場から出ると、入る時に「巻きでお願いします」と言ってきたスタッフが待ち構えていて
「お二人で最後ですよね?」
と確認してきました。すると友人が
「もうひとり残ってます」と。
だよねー!やっぱりいたよね?と思って
「スリッパはないんですけどね」と私も答えると、さっきのはそれかと思ったのか友人がこちらを見て、スタッフさんも「え?」とポカーン。
そこで、私が着替えている間にひとり入って来て脱衣所の奥へ行ったこと。でも出る時には靴箱に私たち以外のスリッパはなかったことを伝えました。
「だから不思議だなーって」と私が努めて明るく言うと、
「いや不思議だなーじゃないよ、あれ?お風呂に入って行ったよね?」と友人。
「私は脱衣所に入ってくるところしか見てないけど」
「え?私がお風呂場から出る時すれ違いで入って行ったと思うけど…」
「入ったんなら、いるね」
「こわ」
「いや、怖いのは私ですよ…」とスタッフさん。
「ホテルの従業員の人たちがこの後入ったりするんじゃないですか?」
「そういう事はありません」
「………」
とりあえず靴箱からスタッフさんが声をかけてみると言い入って行きました。
「すみませーん。まだどなたかいらっしゃいますかー?」

「もういいよ、あとは任せて私たちは部屋に戻ろう」
危ないものになるべく関わりたくない私が非情に言うと、友人は
「でも気になる…」と。
そういう好奇心が大体映画とかでも事件に巻き込まれるきっかけになるんやで。
「浴室内、覗いて見て来ましょうか…」と友人が名乗り出る。
「助かります!」
そう嬉しそうに答えるスタッフさんは男性。まあ覗いて誰かいたら問題だよね。私とスタッフさんは靴箱で静かに待ちの姿勢。やがて戻ってきた友人。
「…誰もいない」

「塩でも盛ろうかな」と呟くスタッフさん。そして
「あ!たぶん大丈夫です。以前も酔っ払った人が入り込んで用具入れの中で寝ていた事があるんで、そこに入ってるのかもしれません」
と自分を納得させるように明るく言うので、そうですか、きっとそうですね。と言って私たちは部屋に戻りました。戻りながら、私たち用具入れのドアの前の棚で着替えていたので「それはないんだけどね」と話してました。
 部屋に戻って、あの時は急いでいたからお互い話さなかったけどやっぱり途中で誰か入って来たよね?と確認し合いましたよ。
「あの時間からじゃさすがに無理だろ〜って思ってた」と私が言うと、お風呂大好きな友人は「私はズルいって思ってた。なんだかんだ言って、無理を言えばまだ入れるんじゃんって」と。
お互い入って来た人は認識していてそれぞれ何かしら思うところありつつも、時間内に出なきゃと思っていたので大浴場出た所でようやく話をしたって感じ。

……あれは、なんだったのでしょうね?

この日は部屋の電気つけっぱなしにして眠りました☆

→「2泊3日沖縄旅行 3日目」につづく

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