朝のコピー短歌(2019.10.31)ひと仕事


ひと仕事終えたらいったん記憶の整理
30分ほど こまぎれ睡眠 


コーヒーブレイクをするより、わたしには有効である。

仕事がたてこんでくると、どうしても夜の睡眠時間が迫害されていくわけで。もともと6時間以上眠らないと(できれば7時間は寝ていたい)なんとなくすっきりしないタチなので、睡眠時間が少なくなると、昼間にどうしても眠くなるというか疲れてきちゃう。なんともアンサステナブルな脳である。

そこで、やっているのが「こまぎれ睡眠」。ひと仕事終わったら、30分〜1時間ほど寝るのである。コピーの仕事にもスペック整理など機械的にやれる仕事はあるのですが、思いやりややさしさ、悲しみ、よろこび、いろんな感情を想像してキャッチコピーやボディコピーを書くこともしばしば。記憶は感情をともなうと脳に強くインプットされるそうだけれど、眠ることで整理して収納=おかたづけができるとか。朝、夜の3倍くらいは仕事がはかどるのも、前の日の感情がいったん記憶の箪笥にかたづけらるからだと思う。

1日にいろんな仕事をしないといけないときは、この「こまぎれ睡眠」がなかなかよいのである。二度寝とちがって夢を見ることもほとんどない。起きたときには、やった仕事の内容とつかった心の記憶をかなり薄めてくれている。さて次の仕事にとりかかろう!というときに、せっかく仕舞った記憶を呼び戻す電話やメールがなったら台無しになっちゃうけどね。😽


迷走中みそひと文字

迷ったのは、上の句の最後「記憶の整理」でいくか、
「記憶を収納」でいくか「記憶の片付け」にするか。

あとは下の句の「30分の」にするか、「30分間」にするか、「一日三度の」にするか、「こまぎれ睡眠1日3回」と入れ替えるか。

上の句は「こまぎれ睡眠」という造語をひとつ使っているので、いちばんシンプルに、「?」があまり頭をもたげない「記憶の整理」に。

下の句は「1日3度の」は、ごはんみたいで面白いけれど、「こまぎれ」で回数があるのは伝わっているので、そこはシンプルに、具体的にイメージしやすい「30分の」にしてみた。

ところで、「頭をもたげる」って漢字で書くと「擡げる」なんだ。薔薇もそうだけど、何も見ずには書けない漢字だなあと。


追記:アップしてから「30分ほど」に変えました(^_^;) 「30分の」じゃないなと。こういうところ、時間ギリギリまで、〆切りが終わってからも、なんとか直そうとするのも仕事グセです。



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