朝のコピー短歌(2019.11.11)すっぴんに
すっぴんにポイントメイク 全部盛り
コピーと化粧はちょっと似ている
ここ数日、メイク全部盛りのようなコピーをつくっていた。
もっとロマンチックに、もっとドラマチックにとリクエストが入る。
これ素敵でしょ? これを持ってるあなたも素敵でしょ? ほら…
こんな感じに盛っていくのだ。
化粧でいうと、下地もファンデーションもしっかり塗って、
アイシャドウにアイライン、パッチリつけまつ毛。
そして最後に、真っ赤なチークとリップ。
これはこれでありなのだけれど、好きかと聞かれるとなかなか首をたてに振りづらい。いい・わるいではなく、好みの問題である。
だれにでもすっぴんの顔があるように、
コピーにも、コピーになる前のすっぴんの言葉がある。
それだけで、十分に魅力的であれば、なにも飾らずに、そのままをコピーにすることもあるし、そのままだと他の言葉に埋もれてしまいそうなら、ちょっとだけポイントメイクを施す。目もとだけ、口もとだけというように。もう、どうにでもならないようなら、メイクでごまかすのではなく、いっそ整形して変身させてしまう。
コピーライターは、商品や企画に合わせて、いろんなコピーを書くのだけれど、だれが書いても同じコピーにはならない。その人が言葉となって出てくるからだと思う。
今朝、出かける前に、化粧をした顔を鏡で見て、ああそうかと納得した。
わたしは、しっかりメイクが苦手なのだ。好きではないのだ、メイクした自分が。
(もともと、はっきりした顔をしているというのもあるけれど・・・)
今度から、女性のコピーライターさんに会ったら、
化粧のタイプとコピーのタイプが同じかどうか、
こっそりチェックしてみたいと思う。
迷走中みそひとメモ
朝、4時から仕事をしているのに、テニススクールもお休みしたのに、短歌をつくる時間がつくれなかった。
今は夕方、16時半。さて、タイトルは「朝のコピー短歌」でいいのかだろうか。
これが、いちばんの迷いどころ。
でも、朝、感じたことを短歌にしたということで、
なんとかつじつまを合わせようとしている自分がいる(汗)