朝のコピー短歌(2019.10.29)都合にて


都合にて 平日テニスの予定は全部
「(黄色いボールの)打ち合わせ」です


さすがに、平日の昼間にテニスだからと仕事は断れない。
でも、嘘はつかないようにしている。嘘をつくと、嘘がバレないかハラハラしたり、嘘だったと周辺から伝わらないように根回ししたり、心もからだも大忙しに。


フリーランスで仕事をしていると通勤もなければ、一日中座りっぱなしで一歩も外に出ないことも。なにか運動をはじめなくちゃと思って、むかしやっていたテニスをしたのだけれど。それが仕事のストレス発散(←これ、すごく大事)にもなり、大ハマり。

フリーランスなので、いつテニスをしてもルール違反ということはないけれど。
決まった時間きちんと働いているクライアントや仕事関係の方には、「その時間はテニスしています」とは言いづらい。そんな話を年配のテニス仲間にしていたら、「あなた、それは“打ち合わせ”でいいのよ!」と74歳(当時)レディ。「私たちは、黄色いボールで打ち合わせしているんだから」となんともウィットに富んだ粋なお答え。いただきました。10年経ったいまも、現役で使っています。

現在84歳になったレディも、テニス現役。テニスは、昨年、続けているともっとも長生きするスポーツだと研究結果が発表された。理由は、パートナーやチームの人と話したり触れ合ったりするコミュニケーションが、ストレスを緩和させるからだとか。テニスでなくてもいい。誰かと一緒に走ればジョギングだっていいそうだ。とにかく社会的なつながりと運動との掛け合わせがいいらしい。

フリーランスはひとりで仕事をしている時間も長い(わたしの場合は、人と打ち合わせしている時間も結構あるけれど)。また、仕事が少なくなるとすぐに将来が不安になり、仕事がいっぱいになると〆切りに間に合うか心配になるなど、ストレスも溜めこみやすい。だからこそ、仕事以外の“打ち合わせ”も必要なのだ。嘘にならない程度の上手な言い訳?建前?大義名分?があると、なおよし!かな😽。


迷走中みそひと文字

もっといい言葉はないか、もっといい表現にならないか、
いまも迷っている上の句。

「言い訳」「個人都合」「問い合わせ」「打診」
「打ち合わせ」「スケジュール」・・・

予定を聞かれるときはいつも、「〇〇日、打ち合わせできますか?」「プレゼン〇日にしようと思うのですが、都合はどうですか?」みたいな感じ。
取材のときでさえ、何日か行ける候補日を打診してもらえる。

なので、テニスの予定で断るときもそこまで罪悪感や後悔の気持ちを
持たずに済んでいるのかもしれない。ありがたい。
きょうも、仕事、精一杯がんばります!

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