JO1の金城碧海くんがずっとずっと幸せでありますように、と改めて思った話。

2023年12月4日 18:10

※京セラドームで碧海が挨拶で話していた内容などについて触れています。

購買ダッシュをすすめてくれた友人と一緒に、この前の京セラドーム公演2日間に行ってきた。10月の大阪城ホールの公演は一人で行ったんだけど京セラの方が席が近かったし、何より友人と行けて嬉しかったな。

席が結構遠かった城ホでも、碧海はなんて格好良いんだろう、綺麗な声なんだろうって本当にしみじみと思ったし、すごく楽しかった。ステージからは全然見えない席だっただろうけど、あれだけうちわを持っている人達の中に自分のうちわもあるんだって思ってくれたらそれでいい、みたいな気持ちで持ってた。
正直に言うと城ホの公演に行く前は、アイドルのライブは席が遠いと楽しめないかもしれないなと少し思っていた。でも人生っていつ何が起きるか、どうなるか分からないからと思い切って行った。たとえ見えなくてもJO1が、碧海が存在している事実をしっかりと目にしたいと思って。
けど、良い意味で想像を裏切られた。全力で歌って踊ってステージを盛り上げてファンを楽しませようとしてくれるJO1の皆を見て、席なんか関係ないんだと思った。

そして今回の京セラ。

本当に私の個人的な感覚だと思っていたんだけど、動画を見ていると、ふとした時に碧海はどこか不安そうな表情をしているように感じたことがある。
でも私は購買ダッシュ落ちでJAMというのも憚られるほどのド新規もド新規だし、思い込みや勘違いでそう見えるんだろうなと思った。何せ金城碧海という人はこれだけ顔もスタイルも声もダンスも良くて、寂しがりやの甘えたがりという性格も可愛くて、身体能力だって高い。もっと言うと字も可愛くて好き。自信満々にならない方が、調子に乗らない方が不思議なくらいの人だ。ただの一般人の私から見ていれば、不安になる理由がない。だけど碧海は京セラでの挨拶で「自分の取り柄は何なのか」、「自分は皆によく大丈夫って言ってるけど、悩むことがある」というようなことを言っていた。
正直に言うと、この人はこんなに魅力的なのに悩むのかという驚きと、不安そうに見えたのは勘違いじゃなかったのかもしれないという気持ちとが一気に込み上げた。
とにかくこの人は、どこまでも向上心があって完璧主義なんだろうなと思った。私から見れば「なあ見てや、俺こんなにダンス出来るようになってん。歌もめっちゃ上手いんやで」って口に出してもいい、言って当然くらいの人だと思うのに、碧海は悩むことがあるとこぼした。
私が碧海の立場だったら「Fクラスだったのにデビュー出来た自分はすごい」だけど、きっと碧海は「かつてFクラスだったから、デビューした今だって自分はまだまだだ」ってずっと思ってるんだろうな。慢心しない人なんだ。順位に一喜一憂するあの過酷な環境からは抜け出せただろうと思っていたけど、もちろん今だって大変だもんね。私には想像も出来ないような大変なことや辛いこと、理不尽なことに沢山直面してきたはずだし、個人にはっきりと順位をつけられこそしなくても、比較されることだって多々あるはず。
そんな毎日を生きながら碧海がこうしてJO1のメンバーとしてステージに立ってくれていることが本当にありがたくて、でもその吐露にぐっと苦しくもなった。
それと同時に、当たり前のことだし変なタイミングでの実感かもしれないけど、この子は自分と同じ人間なんだとも思った。テレビで見ているだけだと遠い存在だから、同じ人間だという当然の感覚がどうしても抜け落ちてしまう気がする。けど、京セラのステージに立ってほんの少しだけ涙目になりながら丁寧に話す碧海の姿は、どこまでもきらきらしたアイドルでありながら普通の23歳の人間でもあった。

上手く言えないけど、とにかく碧海が嫌な思いや悲しい思いをせずに楽しく過ごせたらいいな。抱えている不安が消えて、取り柄が何なのかと悩むこともなく「俺はすごい男！」って思えるようになったらいいなと心の底から思った。だって実際すごいよね。格好良いダンスも可愛いダンスも踊れて、表情だってどんなものも出来る。むしろすごくないところがない。

ライブでトロッコや気球からJAMを見回してにこにこ笑って手を振る碧海のあの楽しそうな、嬉しそうな顔が忘れられない。碧海はアイドルなんだから私はもちろんステージ上の姿しか知らないし、当然、碧海の素の姿なんて一つも知らない。ステージ上の振る舞いが全てだなんて思わない。それでもすごく幸せそうに見えた。この子は本当にJAMの反応一つ一つが嬉しいんだろうな、聞こえてくる声、振られるペンライトやうちわを直接見られることが嬉しいんだろうなって思わせてくれた。
アイドルを好きになって、そう感じさせてもらえるのはファンとしてとても幸せなことだと思う。

他にも、話が長くなってしまうって言っていたけどいくらでも聞きたい。もちろんライブや動画、テレビではメンバーや他の人達が話す時間があるから実際は短くまとめることが必要だけど、碧海の一生懸命話すまっすぐな言葉、丁寧で聞き手を楽しませようとしてくれているんだろうなって感じる話し方が大好きだから、これからも碧海のペースでブログやプラメでいっぱい聞かせてくれたら嬉しいし、碧海のファンはきっと皆そう思っていると思う。
食べたものを報告してくれたら「いっぱい美味しいものを食べて元気に過ごしてね」と思うし、ライブ後に撮った写真を送ってくれたら「いつ見ても綺麗な顔だなあ、スタイル良いなあ」ってしみじみと思う。可愛いって思われたいんだろうな、って感じの内容だと「可愛いよ！めちゃくちゃ可愛い！」って答えたくなる。実際可愛い。私は今まで年下も可愛い性格の男も好きになったことがなかったけど、碧海を知ってから恐ろしいほどにはまっている。我ながら怖い。

あとうちわカバーやトレカ、トレカホルダーを買ったのも一人でライブに行ったのも、ぬいぐるみを会場に持っていったのも、TikTokを見るようになったのも全部碧海を好きになってから初めてしたことなんだよね。もういい年なんだけど、本当に楽しい。そしてピーハイのぬいぐるみ、めちゃくちゃ可愛くて毎日連持ち歩きたいくらい。まあ会場では気恥ずかしくて鞄の中から出せなかったんだけど。次のライブが決まったら絶対また行きたいから、その時は鞄につける。勇気が出たら。
ちなみに全然関係ない話で、碧海はすーちゃんやすちと呼ばれたいと言っているらしいけど、私はどう頑張っても呼べない。そんなガラじゃないから恥ずかしい。生まれ変わったら呼ぶから、碧海もまた金城碧海に生まれてアイドルとしてステージに立ってほしい。

とにかくJO1を、そして金城碧海という人を知ることが出来て良かった。この半年で何回そう思ったか分からない。
JAMに愛されたい、って全面に出しながらJAMを全力で愛してくれる、そんな碧海が大好きだしいつまでも幸せでいてほしいなと改めて思った2日間だった。
次のライブが楽しみだな。まだ決まってもいないけど。

最後に私が好きな動画をいくつか載せる。