収入と医療費控除と市民税と保育料と
ちょっとびっくりしたことがあったので、書きます。
昨夜、奥さんと何気なく見た保育園からのお手紙(保育料決定通知書)にこう書いてありました。
保育料を下記のとおり決定しましたので、承知いたします。保育料決定額:月額 50,140円
二人で驚愕です。
と言うのも、昨年9月から今年8月までの保育料が月額18,800円だったんです。
みなさんご存知の通り、認可保育園は市民税の納税額に応じて決定されます。
ただ…
…倍以上!
昨年度の住民税納税通を見ると、確かに私の納税額(奥さんは今収入はありません。)に応じた金額になっていました。
因みに保育料は以下の通り決定されています。
今年4月〜8月分保育料:令和元年度の市民税額
今年9月〜翌年3月分保育料:令和2年度の市民税額
「確かに昨年度はその前の年度と比べて収入は上がったけど…」
「前の保育料が間違っていたのか…」
一晩中気になりながら夜が明けました。
とある理由があって(最後に少し触れます。)本日は仕事を休みにしていたため、朝一で市役所の保育幼稚園課へ。
「市民税の納税額に応じて保育料が決まるのは分かるんですけど、なんで倍以上になるんですかね…」
お忙しいところご対応いただき、それぞれに応じた市民税額を確認していただきました。ただ、保育幼稚園課の回答としては要するに、
「市民税額に応じて保育料を決定しています。税額の算出方法などの確認でしたら市民税課で対応させていただきます。」
もちろん市民税課へ。
「市民税の納税額に応じて保育料が決まるのは分かるんですけど、なんで倍以上になるんですかね…。市民税額が一昨年はおよそ8万円、昨年度がおよそ22万円となっているんですが、この差は何なんでしょうか?確かに収入は100万円程度違うのですが、それだけで保育料が2倍になるほど市民税額って変わるのでしょうか?」
こちらでも丁寧に対応していただきました。ありがとうございました。
いろいろ調べていただきながら、
「100万円でも税額の算定のための係数等が切り替わる区切り付近ですと、少しの収入の違いでも大きく変わってくることがありますが…」
など説明していただいていたのですが、最終的に原因が収入の差だけではないことが分かりました。
それはですね。
医療費控除額:およそ140万円
一昨年の収入の課税対象額から上記140万円が控除されていました。
「なぜ140万円も?」
ですよね。それは偏に、
不妊治療費
そうなんです。私たち夫婦はなかなか子どもができないため、不妊治療に通っていました。
やっぱりお金がかかるなぁと思っていましたが、これが市民税額減額の一助となり、保育料を著しく下げられていた原因だったのです。
なるほどです。
ただ、140万円は支払いましたが、県、市ともに補助制度があったため、半分ぐらいは戻ってきていると思います。
更に、確定申告により医療費控除となっているため、金額としては大きなものですが、実態的には助かっている部分も大きいのかなと思いました。
(幸運なことに子どもにも恵まれました。)
保育料決定額に驚愕しましたが、結果として納得できたので良かったと思っています。
その反面、税金について全然理解できていないことを実感した一日となりました。
この点からしても、ふるさと納税やるべきですね。
最後に、なぜ本日休暇にしているのかと言うと、今日は車(中古車)購入のための契約および頭金の納入をする予定でした。
スライドドアがいいなぁと思って中古車を探しており、ちょうど良さそうなものがあったため購入する予定でした。
しかし、この保育料の倍増に伴って、車の購入は今回は見送ることとなりました。
保育料決定通知書に目を通すのが一日遅れていたら購入していましたので、何かの思し召しだと思って辞めました。
「まだ車を買うのは辞めておきなさい。」と言わんばかりのタイミングです。
現在保有している車の車検が来月10月末なので、きちんと車検を通してあと2年?ぐらいは大切に乗ろうかなと思います。
今回もお読みいただきありがとうございました。
もう秋の気配ですね。