【#カーリング沼 へようこそ!】 2022.04.12 配信分をサクッと振り返り!
(注釈:今回の記事では、構成の都合上、実際に配信された場面とは一部順序を入れ替えて紹介しています)
本日 20:00~、「#カーリング沼 へようこそ!」の YouTube ライブ配信が行われました。今回のメインテーマは、男子世界選手権の振り返りと、ロコ・ソラーレが出場するグランドスラム「Players' Championship」の予習です!
いつものことですが、JCA/岩永さん始め、出演者・関係者の皆さま、本当にありがとうございます!!
今回も、配信の内容をサクッと振り返りましょう!もっと詳しく知りたいよっていう方は、アーカイブ配信をご覧ください!(この記事の最後にリンクを貼っておきます)
今日のアジェンダ & アイスブレーク
今日のメンバーとアジェンダはこんな感じ。それにしても、皆さん見事に服装が黒い!特に、岩井さんと宿谷さんはお揃いの「Headline」パーカーといういで立ち(笑)
なんでも、岩井さんは話を振らない限り話してくれないらしく、どんな配信になるのかドキドキのスタートでした(結果、岩井さんはナイスキャラだったわけですがw)
また、杏菜さんたちは、直前まで練習試合をしていたそうです。フォルティウスは、新しいスポンサーも決まって、ますますアツアツですね!
簡単にそれぞれのチームの紹介もありました。
カーリング女子世界選手権・結果
さて、まずは中部電力(チーム北澤)が出場した女子世界選手権のおさらいから。
予選最終戦を前に、コロナの陽性者が出た影響で途中棄権せざるを得なかった中部電力でしたが、6勝6敗の7位という結果でした。しかし、あと1勝していればプレーオフというところまで勝ち進めたため、世界を相手に十分戦える実力があるということを証明する大会になりましたね。
ここで大会の感想を聞かれた岩井さんでしたが、まさかの「すごいなぁって」と一言。思わずみんなが吹き出すという展開に(笑)
それを受けての杏菜さん「スイスが強いのは分かっていたけど、韓国がここまで上がってきたのは "すごいなぁ" って思いました」と見事に伏線回収していました。素晴らしい機転!
最終的な大会結果は上記の通りで、スイスの3連覇という形で幕を閉じました。
グランドスラムって?
さて、お次はロコ・ソラーレが出場するグランドスラム大会について。
グランドスラムは、正真正銘の世界最高レベルの大会シリーズのことで、限られたチームだけが出場できる大会です。ちなみに、今回の大会は「Player's Championship」というもの。
佳歩さんが「どの試合もレベルが高い。どの試合もおもしろい。予選から決勝が始まっているような超レベル高い大会」と評せば、杏菜さんは「同じ国のチームが何チームも出られる。オリンピックのプレーオフをずっと戦っている感じ」と、名実ともにハイレベルな大会だということがよく伝わってきました。
ここで、グランドスラム関連の質問を編集会議から少し前借り。
この質問に対しての皆さんのコメント。
宿谷さん「10エンドは序盤置きがちな作戦も多い。8エンドだと得点を作るチャンスも、逆転するチャンスの時間も短い分、攻めた作戦も多い」
佳歩さん「ツアー大会は基本8エンド。最初から攻めたりする。10エンドだと1エンド目はアイスを読むのに使ったりもする」
岩井さん「TM軽井沢は最初からイケイケ。10でも8でもあんまり変わらない(笑)」
杏菜さん「10エンドは見る側だと長い(笑)」
特にTM軽井沢のイケイケ度合いが素晴らしいですよね(笑)スキップ務める両角選手の性格が表れているようです。
そして、今大会の出場チームは次の通り。組み合わせは最初に当たるチーム同士です。
男女ともに名だたるチームが名を連ねていて、中にはすでに解散を表明しているチームもあるため、メモリアル感もある大会になるかもとのことです。
また、この大会で採用される「TKO(Triple Knock Out)」という方式についても解説されました。
TKO(Triple Knock Out)とは、簡単に言えば、3回負けた時点で退出、3回負ける前までに山の一番上に行くことができればプレーオフに進出できるというものです。
3つのイベントに分かれていて、最初は全チーム A Event を戦います。そして、負けたチームは B Event へ行き、さらに負けたチームは C Event へ、と言った流れ。つまり、最速で3勝すればプレーオフに進出することができますが、負けるほどに試合数も増えてしまうので、結構過酷な方式のようですね。
ちなみに、岩永さんは2008年に、カナダでこの方式を戦い、両角選手のチームと当たって負けたことがあるそうです。「カナダまで来てなにやってんの、日本でやりなさい」状態だったとのこと(笑)
さらに、今大会は、岩永さんが「画期的!」と表現した通り、CSテレ朝日で放映されることが決定しています!CSテレ朝、ナイスー!な展開です。今後は、BS、そして地上波でも!?と夢が膨らみますね~。
AKMRNCIC(Anna Kaho Masaki Ryotaro Naoki Curling Information Center)
続いては、選手の皆さんから寄せられた写真や情報を紹介するお馴染みのコーナーです。今回は紹介者が多く、タイトルがとにかく長いっ!w
1枚目は、佳歩さんと小笠原歩選手が写った写真。2016年にラスベガスで開催されたコンチネンタルカップのときに撮られた写真だそうです。
コンチネンタルカップは、「チームワールド」と「チームノースアメリカ」の2グループに分かれて、通常の男女同士の試合、MD、スキンズゲームなどをやって合計ポイントを競う大会。お祭りみたいな感じだそうです。
その時の会場の様子も紹介されました。アメリカでカーリングと言えばここ!岩井さんは、過去に自身も戦った場所を「懐かしい。また行きたいなぁ」と思い出に浸っている様子でした。
ホテルの部屋からリンクに向かう途中にカジノを通らなければならないという、何ともラスベガスらしい構造になっているそうで、カジノを楽しむ選手たちの姿も見られたそうです。この様子からも、楽しい大会だということが伝わってきますよね。
そして、岩井さんと宿谷さんが、2018年の男子世界選手権で戦ったときの写真も紹介。
アリーナアイスという独特の環境について、岩井さんは「滑っている音も違うし、観客に360度囲まれて、声援もすごい。初めての経験でびっくりしちゃった」とのことで、宿谷さんも「周りを囲まれて "すごいなぁ" って感じでした」と、本日のパワーワードをぶっこんだりしていました(笑)
同じアリーナアイスという意味で、日本の新横浜でカーリングを開催したいよねという話も出ましたね。
続いての写真は、岩井さん、宿谷さんが提供してくれたもの。
何やら、リムジンに荷物が収まりきらない様子を捉えたもののようです(笑)岩永さんが「絶望的に入ってないw 満員電車でもはみ出しはしないでしょw」と秀逸なツッコミを入れていました。
このリムジン、車内が真っ青だったそうで、岩井さんは「青い車内に素朴な日本人が乗るという…」と、ちょっとしたギャップを感じたそう(笑)
そして、エルビス・プレスリーっぽい人が「ヤップ!」とコールしていたという不思議な一枚も。
最後の写真は、ホテルでのファンイベントの様子。各チームごとに時間が割り振られていて、ファンと直接交流できるそうです。
ちなみに、スウェーデンのエディン選手のチームに、岩井さんがサインをもらいに行くという秘蔵写真も、岩永さんのもとにはあるのだとか(笑)
下の写真は、宿谷さん曰く「岩井さんが一人で行くの恥ずかしいから」と言ってついて行かされたという取材シーン(笑)
どの写真も、舞台裏を物語っていたり、その時々の雰囲気が伝わってくるようで、とても興味深いですよね。
カーリング男子世界選手権・結果
さて、続いては、つい先日まで開催されていた男子世界選手権の結果についてです。
結果としては、スウェーデンが優勝して4連覇を達成!さらに、エディン選手は個人として6回目の優勝だそうです!間違いなく、歴史的な最強選手ですね。
そして、この大会、なんと岩永さんが現地で弾丸取材に行ったそうです。WCF(世界カーリング連盟)にも相談し、配信できるコンテンツをいくつか用意してくれました!
観客席からの視点の紹介もあり、(実際は動画です)
世界連盟のメンバーと会ったときに、テレビ映像の作成風景も見学させてもらったという超舞台裏写真もあり。
中継車一つ取っても超巨大だったようで、岩永さんが熱弁するという展開も印象的でした。「This is not toy !(おもちゃじゃないよ!)」と言われたというエピソードも。
また、今回の取材は娘さんとの二人旅だったそうで、疲れて眠ってしまった娘さんを抱えてエレベーターに乗っていると、世界連盟の会長と遭遇するというハプニングもあったとか!
その会長さんが「関係者のスイートルームで一緒に観たらいいじゃない」と誘ってくれるという幸運にも恵まれたそうです!すごい!
岩永さん自ら取材してきたという鮮度の超高い情報も満載で、内容が濃かったですね~!
「#カーリング沼 へようこそ!」編集会議
そして、最後はお馴染み、質問コーナー。
1問目
この答えは、宿谷さんがバイスをやったそうです。質問者さんもやっと眠れるようになりますね(笑)
ちなみに、この時の試合について宿谷さん「嫌な試合でしたね(笑)」とのことでした。
2問目
またしても、初歩的と言いながら、初歩的ではない質問が(笑)
杏菜さんが「精度もあるし、女子が勝つ方法もあると思う。半分は勝ってほしい!」と、希望も交えたコメントを残し、佳歩さんは「アイスコンディションにもよるし、その日のコンディションにもよる。男子の方がちょっとだけ強いのかなとも思うけど…」と一概には言うのが難しそうな様子でしたね。
それだけ、カーリングというスポーツは男女のパワーや体格などの要素以外に試合を左右するものがあるということでしょう。
なお、杏菜さんによると、かつてのアドヴィックスカップは男女混合で開催されていたそうで、その時の優勝チームも男子、女子、男子、女子というように拮抗していたのだとか。
3問目
この質問は、深すぎるので岩永さん曰く「こたえきれん!」とのことで、いつかの機会に取っておくことになりました(笑)
さいごに
というわけで、今回の配信も同時視聴者数は1,000人超と大盛り上がりでした!岩井さんの何とも言えないキャラも明らかになり、きっとファンが増えたことでしょう(笑)
日本代表としての次戦は、谷田選手と松村選手が出場する混合ダブルスの世界選手権ですね。そして、こちらも NHK BS で放送してくれます。ありがたい!
次回配信の情報なども知ることができる JCA 公式 SNS のお知らせは、岩井さんが言わされる(読まされる?)という展開もありつつ、最後に一言ずつ皆さんからのコメント。
杏菜さん「ラスベガスでのカーリングを久々に思い出した。また経験したい。日本でできたらいいなと強く思った。練習試合が終わって、配信に入って、うんうん頷いてたらちょっと首が痛い(笑)」
佳歩さん「久しぶりの配信で楽しかった。日本選手権の準備もしっかりやっていきたい」
岩井さん「むちゃくちゃ緊張して上手くしゃべれなかった。またこういう機会があれば出てもいいかなぁくらいの感じで(笑)」
宿谷さん「世界選手権は同世代チームも多く刺激をもらった。世界選手権に出ている日本人選手を見て、自分たちも頑張りたいと思った」
というわけで、本日の配信も最後まで笑いの絶えない楽しい時間になりましたね!
これからグランドスラム、混合ダブルス世界選手権、日本選手権と、1か月半くらいまだまだカーリングは続きます!楽しみながら、応援しましょう!
それでは、皆さん、次回配信でまたお会いしましょう!
アーカイブ配信はこちら!
リアルタイムで視聴できなかった方、「もう一回見たい!」「あの時なんて言ってたっけ?」という方も大丈夫!今回ももちろんアーカイブ配信で振り返ることができます!
この記事には書ききれないようなお話などもたくさんあるので、ぜひご覧ください!特に、今回は動画コンテンツもあったりしたので、見どころ満載ですよ!