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【一日一話】GS 21回目の優勝!ナダル快挙達成の "裏側" にある存在

この記事は、筆者が発信力のトレーニング用にアウトプットしたものです。この記事の半分は自己満足でできています。読むも読まないもあなた次第ですが、読んでもらえると喜びます!

前回の記事はこちら。農業の尊さについて書きました。

今日の話題は何と言ってもこれ。

いやぁ、ついにナダルがやりましたね~。フェデラーがグランドスラム20回目の制覇を達成した時には、もう誰もこの記録を追い越せないのではないかと思っていました。

それが、ナダルも、今回欠場したジョコビッチもあっという間に勝ち星を積み重ね、気が付けば3人が20勝で並ぶ展開に。しかも、何がすごいって、この3人ともみな現役プレイヤーであるということですよね。

ここ数年、フェデラーはフィジカル面での悩みも抱え、出場回数が激減。何度もケガに泣かされてきたものの何度も復活してきたナダルと、間違いなく現役最強選手であるジョコビッチの2強の中に、メドベージェフやズベレフ、チチパスなどの若手も台頭してくるという構図でした。

それでもやっぱり、テニス界はフェデラー、ナダル、ジョコビッチを中心に回っているような感覚がいまだにあります。フェデラーはすでに40歳、ナダルは35歳、ジョコビッチは34歳と3人ともベテランの域ですが、そんな選手が同時に存在している現代のテニスを目の当たりにできることは、テニスファンとしては本当に幸せなことだとしみじみ思います。

さて、話が少し逸れましたが、ナダルの話に戻しましょう。ナダルの名前は、テニスファンではなくても聞いたことくらいはある人も多いのではないかと思うくらい有名です(コロチキじゃないよ)。そんなナダルが有名な理由のひとつに、間違いなくフェデラーの存在があるでしょう。

ナダルとフェデラーは長年ライバル関係です。「テニス史上最高のライバル関係」と称されることもあるほど、彼らの関係は常にフェアでリスペクトに溢れています。プレースタイルは対極的と言ってもいいくらい違っていて、「剛」のナダルに「柔」のフェデラーといったところですね。

それは、グランドスラムの大会別優勝回数にも如実に表れています。

【フェデラー】
全豪6、全仏1、全英8、全米5
【ナダル】
全豪2、全仏13、全英2、全米4。

全米を除けば、フェデラーの優勝が多い大会ではナダルが少なく、ナダルの優勝が多い大会ではフェデラーの優勝が少ないわけです。特に、フェデラーの全英8回、ナダルの全仏13回優勝とかは驚異的レベルです。

でも、やっぱりフェデラーがいたからこそ、ナダルがここまでの選手になったし、ナダルがいたからこそフェデラーがここまでの選手になれたと言えると思っていて、このどちらか一人でも欠けていたらテニス界は全く違う形になっていたはずです。本人たちもよくコメントなどでそのような旨のことを話したりしています。

個人的なことを言えば、僕はずっとフェデラーのファンですし、休養している今でもファンです。だから、昔はナダルがすごく鬱陶しかった(笑)フェデラー無双の時代に、唯一負けてしまう相手みたいな時期もありましたからね。僕も発想が実に単純でした。。。

でも、彼らを長年見ていると、先に書いたような関係性がだんだんと理解できてきて、いつしかナダルも応援するようになっていました。僕が所有しているラケットはほぼ全てウィルソンなのですが、その中に唯一違うメーカーのものが混ざっていて、それが他でもないバボラのナダルモデルであるということが物語っています(笑)

だから今回のナダルの快挙達成は素直に嬉しいんですよね。フェデラーの記録を塗り替えるのはナダルであってほしかったというか。

今回のナダルの優勝を当のフェデラーも心から喜んでいて、優勝後に自身のInstagram ストーリーズ を更新していました。

ナダルの快挙達成を祝うフェデラーの Instagram ストーリーズ(@rogerfederer)

ストーリーズの翻訳はこちらのニュース記事に書かれています。

このフェデラーのコメントを読むだけでも何だか胸が熱くなります。心からの祝福とリスペクトに溢れていて、しかもこれまでのお互いの関係性を誇りに思えるなんて、なかなか築けるものではないと思うんですよね。

今回のナダルの優勝で、まだまだナダルの時代は続くことを予感させましたが、フェデラーも復帰に向けてがんばっていると聞きます。できる限り長い間、この2人のライバル関係を見続けられればいいなと心から思っています。この二人に限って言えば、数字上の成績だけで語るのは野暮というものでしょう。ラファエル・ナダルの快挙達成を心から祝して終わります。

Congratulations! Rafa!

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