病気遍歴~慢性腎不全~

2021年11月に腎臓を患い現在も治療中。
自分用の記録と共に、注意喚起も込めて腎臓を病んだ経緯を書きます。
原因不明なものだったので似たような症状ある人は念のために診察してもらった方が良いかもです。

2020年年末
世の中はコロナ真っただ中
常に感じると倦怠感と寝ても取れない疲れ

2021年前半急に体重増加。最終的には20キロ弱太る。
引き続き倦怠感と寝ても取れない疲れ、そして睡眠不足。

2021年8月
突然右目の視界の中心部に白い靄のようなものがかかり慌てて眼科医へ。
糖尿病性網膜症との診断。
糖尿病の治療で有名な病院の紹介状を貰い目の治療と共に糖尿病の治療を。
目の治療は注射などをして11月に入院するまで続いたがまったく改善されず。

2021年9月
糖尿病の診療をうけるも血糖値とヘモグロビン値は正常。
血圧が高く、尿から尿糖と尿たんぱくが出ているくらい。
激太りしたときからダイエットのため糖質制限していたのでそれの影響で改善したのではと医師の談。血圧降下剤と食事指導を受けて引き続き食生活に気を着ければ良くなるよと言われる。

2021年11月
月1のペースで糖尿病の診察を受け約3か月後。
血糖値とヘモグロビン値は正常値のまま血圧はさらに上がり、尿糖と尿たんぱくは悪化。さらに血尿もでる。
実生活では、倦怠感と疲れ、息切れに睡眠不足。さらに夜間尿に片頭痛、微熱等色々な症状が出てボロボロ。

この時初めて医者に「これは糖尿病ではないかもしれない。腎臓病か前立腺がんの恐れがある」と言われCTを撮る。結果は次の診察日だったのだがその日の午後に電話がありその日のうちに再来院。
CTの結果、腎臓がパンパンに腫れているので腎臓の専門医にすぐに診てもらってくれと大病院の紹介状を貰う。
翌日に大病院へ。
診察の結果は、腎臓が腫れ正常に動いていないとのことで検査と治療のためそのまま入院。
そして腎生検の結果出た病名は、急性糸球体腎炎とネフローゼ症候群、高カリウム血症。

投薬治療で約一カ月入院。
退院するころには腎臓の炎症も収まり尿糖、尿たんぱく、血尿は正常値に。
ネフローゼ症候群(むくみ)で増加していた体重は20k減。なんと20k分くらい水分たまってた。
入院中に色々と検査もして糖尿病ではないことも判明。そのため右目の視界の白い靄のようなもの糖尿病性網膜症ではなく腎性網膜症だった。これは腎臓の治療が進むと同時にもやの範囲が減ったが今も若干残っている。日常生活には支障ないので現状維持となっている。
さらに日常生活で感じていた倦怠感と疲れ、息切れに睡眠不足。さらに夜間尿や片頭痛などすべて治った。
どうやら2020年末から現れた体調不良はすべて腎臓が由来だった模様。

退院後、急性糸球体腎炎で傷ついた腎臓の細胞は元に戻らず慢性腎不全となり現在に至る。
急性糸球体腎炎の原因は不明だが、2020年の年末あたりに何かしらの感染症にかかりその影響で自身の免疫が腎臓を傷つけることによってなったのでないかとの医者談。
その時に気づいて早いうちに(目に影響が出たときくらいに)治療していれば後遺症もなく治ったらしいがちょっと時間が立ちすぎていたために腎機能が戻らず慢性腎不全になってしまった。

自身の経験と反省を踏まえて急な体重増加と倦怠感、夜間尿や片頭痛などがでたときは腎臓の病気があるかもしれないので念のために早めの診察を!



現在の体調
クレアチニン1.60、eGFR38
退院してから約3年、この数値をキープ。これより悪化する透析治療に移行するので減塩などでなんとか食い止めている。

高血圧
薬なしで160前後、投薬で130前後。
腎臓で作られる血圧を下げるホルモンがうまく分泌されてないため血圧降下剤頼り。

浮腫
腎臓の水分排出能力が低いため利尿剤を服用中。
ただ減塩食のおかげでむくみは感じない。
外食などで減塩を気にしない食事をすると食後半日程ちょっと浮腫む。

貧血
腎臓で赤血球を作るホルモンがうまく分泌されてないため貧血気味。
赤血球400と男性平均を下回るが女性平均値内ということで現状維持。日常生活に支障が出るようなら赤血球を作るホルモンを補給する薬があるらしいがあまりお勧めされていない。

カリウム
腎臓のカリウム排出能力が低いので高カリウム血症になっていた。そのままだと突然の心臓停止などがあるためカリウム吸収阻害の薬を服用中。食生活もなるべく茹でこぼした野菜を使うように強いるためカリウムは平均値内に収まり高カリウム血症は改善。

右目
腎性網膜症の影響で右目の視界の一部に白い靄のような点はあるが視界や日常生活に支障はない。

その他の体調はすこぶる良好。むしろ、腎臓以外は入院前より健康になっている気がする。

こんな私の体調だが、やはり腎臓不全の悪化による透析治療に移行なるべく阻止するために日々減塩生活を送ってる。
調味料として使う塩分を1食2g以内で朝と昼の1日2食という生活をストイックに・・・出来ないだらしない駄目な人間なので上記の食生活を基本に稀に・・・のつもりだったが週一くらいで塩分を気にしないで外食(主にこってりラーメン)をというわりとルーズな食生活で約3年。腎臓の数値現状維持なそんな食生活をXで毎日投稿しているので節制をぶち壊すような定期ラーメンを鼻で笑ってほしい。


最後に
私の好きなラジオパーソナリティでミュージシャンの鷲崎健さんの言葉に『全ての変化は良い変化』と言うものがある。

入院前と後、腎不全になる前となった後で食生活などの日常生活、環境、物の考え方などだいぶ変わった。
それは人生においてマイナスではなく良い変化なのだろう。
そう考えると腎不全になってしまったのも人生においてまた一興ではないのかと思う。

『全ての変化は良い変化』
これからも変化していきたいと思う。












入院前の作者近影

うん、今の方が確実に良い方に変化していてるなwwwwwwwwwww


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