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【MTG】2024年下忍の振り返り【忍者】
1 【最初に】
皆さんはじめまして。下忍のくろのと申します。
コロナ時期ぐらいからMTGを始め、徐々に沼に……。
普段は仲間内でフリプをしたり、各種大会に参加したりして、カジュアル〜競技の狭間でレガシーやモダンを楽しんでいます。
レガシーでは忍者を愛用しており、今年から大会に本格参戦?(月に2~4回程度)しました!
遊んでいただいている方々とのフリプや大会参加の中で揉まれ、下忍なりの成長が見られたので、備忘録として1年間の忍者デッキの変遷記録を残します。
筆者に大した実績は何もないので下忍の戯言として温かい目で見ていただければ幸いです。
2 【1月デッキリスト】
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これが始まり。今思うとしっかりと忍者できてるなあ、というリスト。
ほぼ有名な上忍の方のパク(ry……リスペクトしている形なんですが、大した理由もなく「逆嶋の学徒」を入れて違う感を演出しようとする余計な調整となんちゃってサイドボードが下忍たる所以。
大会は2-1、2-0(bye込み)と「俺の忍者やるやん!」と勘違いしそうな勝利をしていたところに現実を告げる0-3。
プレイングがお粗末だったことに加え、レガシーという大海原を忍術で乗り切るにはあまりに知識不足だったため、大会での使用は控え研鑽を積むことに。
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デルバー相手に改良式鋳造所が場にあるのに羽ばたき飛行機械でブロックして一方殺されたら首をかしげられた苦い思い出。
今では色んな動きに対応して動いて「汚い……」と言われるようになるまで成長しました。鋳造所とソプターは実質忍術。
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何がマスカンかもわからずに、なんかヤバそうだと思ったらこれとWillをとりあえず使う。レガシーでそんな甘えが許されるわけもなく、当然アドバンテージを失って負けまくりました^^
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ぼくがつかうと みんなうまいこと じゅもんをとなえるんです まる
3 【2~4月デッキリスト】
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研鑽の時期。フリプ会等に参加し、知見を広げました。不毛やウルザの物語搭載型やリアニプラン型等の話を聞く中で、赤タッチで月を入れるという話を聞き、「お、ええやん」と思って採用することに。
ただそのためにVolcanic Islandを買う勇気はわかず、丁度カルロフ亭で注目された諜報ランドで試すことに。
ここから今日に至るまで私の忍者は赤タッチになります。Volcanic Islandは我慢できず異動祝いと称してGWぐらいに買いました^^
4 【5~6月デッキリスト】
サイドが多少変わるぐらいでメインは変わらず。フリプ会等で自信がついてきたこともあり、ちょくちょく3R規模の大会へ。
期間中トータルで13-9と勝ち越せるぐらいには成長しました!
……そんな中やつらがレガシー村にやってきます。
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もはや語るまでもないですが、「全てがおかしい超能力蛙」「俺以外は使ってほしくない知りたがりの学徒、タミヨウ」「絶対に許さないエルドラージたち」「本当に苛立たしいガラクタ」らの手によりMH3後と前のレガシーは素人目で見ても明らかに変わりました。
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忍者はこれといったパワーアップパーツがなかったため、しばらくはMH3パワーを搭載したデッキたちに蹂躙される日々に。
そんな日々を過ごす中で、我が忍者も闇の力を借りるしかないという結論に至ります。そう、蛙たちの力を……。
5 【7~9月デッキリスト】
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MH3のパワーカードを詰めまくった忍者。まだ蛙、タミヨウともにマークが厳しくなかったこともあり、蛙とタミヨウが大暴れ。そいつらが抑えられたら忍術が大暴れしていました。
大会形式のフリプ会で初の3-0を取れた思い出の構築でもあります。(蛙が強かっただけじゃないんだ。ちゃんと忍術も月も決めたんだ)
この時期はチームモダンに出るためにモダン中心に大会に出たり、新しく組んだANTに夢中になったりとあまり構成は煮詰めず。ただ蛙とタミヨウのマークが厳しくなるにつれ、徐々に忍者と蛙たちの共存が難しくなっていくのを感じました。
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そんな矢先、忍者の超パワーアップパーツとしてこの男がやってきます。
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「悪夢滅ぼし、魁渡」、3コストの忍術で一見重く思えますが、能力はとんでもそのもの。
自ターン中は呪禁のため忍者の弱点であった忍術後の除去が効かない、
+で忍者パンプ(変わり身ののけものがオークでやれらなくなった&重ね掛けつよし)
0で実質諜報後ドロー(巧妙な潜入者より強いよ……)
-で基本どんなデカブツも寝かせる(エムラクール?マークタイド?うるさいですね……)
とやりたい放題。相手ターンになるとPWになることもあり相手が除去で触れづらいのも◎。
発売直後からすぐに各忍者デッキに投入され忍者使いの方々から「とんでもなく強い」とのお墨付きが。
発売前にレガシーで3コス忍術とかないわー(笑)と仲間内に言ってた筆者は見る目が全くない男です本当にごめんなさい。
6 【10~11月デッキリスト】前
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そんなこんなで大型大会に参加してみたかったこともあり、上記のリストで初の神決に。
シナジー(笑)のためと言い訳をして蛙とタミヨウを最後まで抜けないチキンぶりを発揮した思い出。 最初の3戦終わった時は神になれると思い上がってましたが、結果は3-5。後半は知識不足に加え、プレミも多く酷い有様に……。
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終わった後に敗因についてあーだこーだ考えていましたが、現状のデッキ構築とプレイングスキルだと頑張って5-3、超良くて6-2だったという結論に。
ただとにかくカイトのパワーが強く、勝ち越せる可能性は多いにあったと思います。
6 【10~11月デッキリスト】後
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神決で得た知見をもとに蛙、タミヨウ(1枚は趣味)とは完全に決別。オークが減ってきたこともあり梟とのけ者をもどしました。
梟とのけ者はやはり忍者•鋳造所と相性バツグンで大活躍!神決を経てプレイングスキルが磨かれたこともあってか、上記リストで大会SEまで進出することが3回もあり成長を実感!
7 【12月デッキリスト】
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禁止改定前最後の形。
自身がもみ消しを強く使えていないと感じ、蛙対策にプッシュと雑に強いオークを追加。UB系統相手には立ち回れましたが、大体の相手が辛かった印象。それが忍者と言われりゃそれまで
8 【2025年デッキリスト(仮)】
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禁止改定で蛙とガラクタがいなくなったことにより、またオークの時代に。
とはいえ梟とのけ者の強さは間違いないので、とりあえず両方を搭載した型で始めようと思います。
ナドゥはセファブレ型と合わせて3月までしばらく環境で多く見ると思うので、赤タッチしてることもありお試し紅蓮破を。来年はサイドボードを勉強する年にします。
また、自分は出ませんが年末最後のエタパで忍者が大活躍して最強のデッキリストが見られると信じてます!
9 【最後に】
今年の振り返りをまとめてみることで、自身の忍者デッキの移り変わりがわかり良かったです。
忍者デッキはデュアランがなくても組め、パーツも安価なのでレガシーをやってみたいという方にはぜひおすすめしたいアーキタイプです。
線が細い所はありますが、相手の猛攻をしのぎやりくりした上で勝つ快感は格別です。
君も百合子の誘発で大ダメージをたたき込んだり、潜入者2枚の誘発で4ドローしたり、鋳造所でインチキムーブしたりして気持ちよくなろう!
意志の力が4枚必要だって?すみません……そこはなんとか……
ここ2ヶ月ぐらいでUBテンポに忍者を少量搭載する型も見られましたが、個人的には【忍者】というアーキタイプが好きなので忍術たちが大幅にない型や鋳造所要らずにはならないよう意識しました。
タミヨウと蛙を複数枚積んだ時期があったことは忘れてください
今年度の忍者デッキは
店舗3-0が2回
SE有大会でTOP4が3回
年間トータルで勝率45%
という結果でした。今年1月の惨状を思うと望外の結果です。フリプ会等でいつも遊んでいただいてる方々がいたから成長できたなと思います。改めて感謝を。
来年は
SE有大会優勝(スプリット有)
大型大会で勝ち越し
年間トータルで勝率50%以上
を目標にして、可能な限り今年度並みのペースとモチベーションで遊んでいきたいと思います。目指せ中忍!どうやったらなれるんすかね?