![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/107638100/rectangle_large_type_2_b59450718d7ef4dbafbe8042397d1655.png?width=1200)
【ブルアカ】カルバノグの兎編 2章
今日(2023年6月7日)、カルバノグの兎編2章が追加された。存在は知っていたがすっかり忘れており心の準備ができていなかったので読むのに覚悟が必要であった。(ちなみにすり抜けサオリが出た。ミサキはよ)
以下ネタバレしかありません。注意⚠
キツネの見る夢/ウサギの見る夢
対照的なタイトル。言わずもがな『キツネ』はFOX小隊、『ウサギ』はRABBIT小隊であろう。どちらも2年前の回想から始まっており、FOX小隊は大量破壊兵器を違法に製造していたカイザーの制圧、そしてRABBIT小隊(ミヤコ)はその後のインタビューを観てSRTに入学を決めることになった模様を描いている。
FOX小隊は『正義』を語り、RABBIT小隊はその『正義』を貫く姿勢に憧れる。これは2年経った今でもあまり変わっていないのではないか。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/107638805/picture_pc_88e64bb548a75f72dbc6f55aff6d14c3.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/107639372/picture_pc_6f4cae79207f46b4e8ed5dd0edf78810.png?width=1200)
しかしそんな『変わらない正義』を貫いてきたFOX小隊の中でも、クルミやオトギ、ニコは自分たちの『正義』に疑問を持ち始める。自分たちのやっていることは正しいのか。ユキノに問うが、ユキノの答えは一貫して「武器は自分で考えないからこそ価値がある」。
各々思うところはあったようだが、圧倒的リーダーであるユキノに従う。そして『ウェルカムパーティー』とやらの準備を始めるのだが…不穏すぎる。。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/107640241/picture_pc_a71df85d009171495288df432e03534b.png?width=1200)
余談だが、このふたりの『早く起きる』描写もユキノとミヤコの対比であると感じた。ふたりの共通点を描いている?
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/107640475/picture_pc_0f1a0546284d2bc51bb1f35e15bb61f1.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/107640476/picture_pc_88588cb3232545fc8a42f8309b06ac34.png?width=1200)
そして何者かがシャーレから何かを持ち出したことを知るRABBIT小隊。犯人を突き止めるために敵の陣地に乗り込むが、そこでサキがSRTの建物の構造と似ていることに気づく。不審に思うが、『明らかに一般人ではない』何者かに捕らえられる。
その相手が先輩であるFOX小隊であったことに安堵する4人に、先輩たちは容赦なくダメ出しをする。まさかミヤコたちも先輩と敵対しているとは思わず、『ウェルカムパーティー』で出されるニコのおいなりさんを食べる。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/107640755/picture_pc_25bf60a20647337c668713e209833c76.png?width=1200)
しかしほのぼのしている中、ユキノから『任務で、シャーレの先生と敵対しろと言われたらどうする?』と投げかけられる。すぐに答えられなかったミヤコたちは『RABBIT小隊を解散し、FOX小隊の支隊として動くように』と言われる。そこに間に合わせたかのように先生が現れ、「少し時間をやれ」という。去り際にユキノはミヤコに彼女たちの座標を教え、『協力するつもりができたら来い』と言う。ミヤコは戸惑い、自分が追ってきた『正義』を見失う。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/107641138/picture_pc_8b9ef5f206e9ac7656705ff41eb467e7.png?width=1200)
場面は変わり、現れる不知火カヤ。
リンを生徒会長代理から解任し、自分が新しい生徒会長代理となる。
カヤは周りの意見を聞きつつ事を進めるリンのやり方を〈衆愚政治〉と揶揄し、キヴォトスを指揮する者は超人(連邦生徒会長)であるべきだと、リンに銃を突きつける。そしてカヤの支持者(なんかカヤ様とか呼んでる)に逮捕されてしまう。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/107641255/picture_pc_c93f4e9ed73c0a6296f6b3aa7aa2a984.png?width=1200)
先生を呼び出したカヤは、〈シャーレの行政手続き改善案〉を提案する。
どうやら『先生の権限はそのままで、責任はすべて連邦生徒会が負う』『先生は責任を負わずに好きなことができる』『大人は責任を取るのが嫌いでしょう?』『その代わり、先生の今後の活動は全て連邦生徒会の名で行う』ということらしいが、今まで数え切れないほど生徒に対して責任を負ってきた先生にこの提案は到底受け入れられなかった。『大人が責任逃れをしたら、生徒の模範になれない』と言い放ち、無言で帰る。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/107641816/picture_pc_9e7263aac26de3917bb16d426d2ecf4f.png?width=1200)
そして何気に初登場?の連邦生徒会員、ハイネによりリン解任のデモがコントロールされる。割とアホの子っぽいのであんまよくわかってなさそう。おにぎり失くしてるし…
デモを行っているのはレッドウィンターのミノリたち。権力者相手にクーデターを起こすのは慣れていると見える。これによりリン不信任決議は確定で通るだろうと慢心し、カヤは連邦生徒会長代理の地位を満喫する。
カイザーたちが都市の治安を管理するようになり、『手榴弾が日用品』であるキヴォトスの住人たちが大量に逮捕されていく。デカルトも何もしていないからという理由で捕まる。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/107642292/picture_pc_a747a5c5beb519f8b3f15b2f7ed50e00.png?width=1200)
そして10話、『制御不能』。
タイトルからして大体想像はついたのだが、今までリンが1人で対処していた雑務に翻弄されるカヤ。ハイジャック対策に書類関係など、この期に及んでも『部下が役に立たない』と切り捨てるカヤ。いい性格してるなほんと…
そして今までリンを糾弾していたミノリたちレッドウィンターの生徒が、今度はカヤに対する糾弾をはじめる。リンが連邦生徒会長代理でなくなった今、プリンを2つも食べられないのはカヤの責任であるとして、新たなるクーデターをはじめる。かなりめちゃくちゃな理論であるがまあレッドウィンターだし…
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/107642590/picture_pc_24db50fc1d2890ded009a261e53ce683.png?width=1200)
長くなったが、これでカルバノグの兎編2章の前半?は終わりである。FOX小隊の後々味方になりそうな気はするがどうなのだろうか。カヤはベアトリーチェコースを辿る気がする…が先生は生徒は絶対に守る主義なのでカヤにも温情を与えるのだろうか。
今後のストーリー追加も楽しみである。今度はきちんと心の準備をしておこうと思う。