おっぱいさん(オートパイロットさん)の話

私は、小説に関しては、文章を考えているわけでもないのに勝手に書かれるような感覚があります。
話の大筋は自分で考えたものですが、どのキャラがどういう順番で動くかなどを決める前に勝手に文章が書かれていくような気がして、”これどうやって書いてるんだろう?”とか自分で思いながら書いています。

今は慣れましたが、初期の頃は、どうやって書いてるのだろう?と思いながら書いていて、書いてる最中には、あんまり小説のこと考えてなかったような気がします。

私は小説書いている間は常時そんな感じです。
よくわからないけど書ける。
(自動で書かれる文章は、歯抜けだったり、口調がおかしかったりします。そのまま投稿できるような内容ではないので、修正してから投稿します。この編集作業は自動ではなく自分でやってる感じがします)

リアルで滅多に居ない珍しい特性を持つ人も、ネットで探せば、そんな人はありふれた存在と思えるくらい、いくらでも出てくることが多いので、この感覚持っている人も、ネットで探せば見つかるかもしれないと思いアンケートを取りました(2020年7月)。

1回目は、「そもそも、この勝手に書かれるやつを何と呼べば通じるのか」……と思って、通じなくても仕方が無いと思って、アンケートを取ったのですが、『オートパイロットさん』であっさり通じてしまいました。


モノ書きの方で
執筆中 ”書いている実感があまり無く、よくわからないけど勝手に書けている” という感覚を持ってる方が居ると思います

それを私はオートパイロットと呼んでます

これを人に説明するには、どう伝えれば良いのでしょう?
コメントで教えてもらえるとありがたいです

で、これがその結果です。


こんな感じで、なんと言えば伝わるのかがわからないという状態から、いきなりオートパイロットが使えるという人が55%にも達してしまいました。

比較的多くの人が持っている感覚というのもあると思いますが、勝手に書かれる現象に興味を持っている人が反応した結果がコレなのだと思っています。
最初のうちは、『そんな現象あるわけ無い』派や、『そんな現象、存在を知らない』派も多かったのです。
ところが、途中から『オートパイロットが使える』派が増えたという経緯があります。
コメントを見て、「それだったら私も使えるよ」……という感じで、結果に変化が出たのかもしれませんが、『オートパイロットが使える』派は後の方になってから増えました。

分母が344票と、そんなに少ない数字ではないので、そこそこ高い割合で、そういった感覚を持つ人が存在するのは確実だと思います。
344人中190人くらいはオートパイロット持ちだと回答したことになります。


私はオートパイロット持ちは、常時オートパイロットで動いてると思ったのですが、常時おっぱいさんで書いている人はほぼ居ませんでした。

私の場合は、なんでこの文章が書かれるのかよくわからないという、何を書くかをまだ決めてないのに、勝手に書かれる感があるのですが、それに近いことを言っている人はいなかったです。

常時ではなく、ときどき、その状態に入る人の方が多数派で、
”降ってくる”という表現をしている人がけっこう多かった印象があります。

代打型の人もけっこう多くて、頭に文字が浮かぶので、それを打つ、話してくれるのでそれを打つという誰かが作った文章を書き写している感覚の人もけっこう居る感じでした。

同じおっぱいさんでも、人によってずいぶん差があるのだなと思いました。

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