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【セールスの鉄則】なぜ「いつでも買える商品」は売れないのか?

「いつでも買える」は一生買わない
「今しか買えない」は速攻で買う
「今なら割安」はセール終了間際に慌てて買う

このようなポストをしたところ、歴戦の強者から「うんうん、わかるわかる」という意味のイイネが来たので深掘り解説します。

結論:締め切りがないと人は買いません

イメージしてください。みなさんは、

・夏休みの宿題
・経費精算のレシート提出
・大学のレポート提出

いつ終わらせましたか?

初日に終わらせた人は優秀です。誇っていいです。

そういった優等生を除いて、ほとんどの人は「締め切り間際に慌ててやった」というパターンだと思います。

締め切りギリギリで動く。これは人間の生まれ持っての性質です。

嫌なことはなるべく先延ばし。でもデッドラインを超えると嫌なことが起きる場合(単位を落とす、経理に怒られる、先生に怒られて恥を描く)ギリギリでやる。

人は行動を決める時、常に快・不快で判断します。

・宿題をやるのは不快
・サボってだらだらゲームをやるのは快

となると、自然と快にかたむくのが人間です。

もしこれで締め切りがなく「いつやってもいいよ」という緩い条件だったとしたら、一生やらずに終わりです。例え宿題をやった方が長期的に見て自分のためになると分かっていても、やりません。

なぜなら、人は短期的な快楽に弱いから。

実例をあげると、

・節約のためにタバコやめたいのにやめられない!
(タバコ吸った時のスカッとする短期的快楽が強いから)

・ダイエットのためにデザート我慢すべきなのに気づいたら注文してた。
(甘いものを食べるという短期的快楽が強いから)

・つい好きな子に下ネタ振って下心がバレてふられた。
(性欲という短期的快楽に負けた哀れな男)

このように、古来から人間は我慢ができず、中毒性の高い快楽に振り回されてきました。

ちなみに余談ですが、商売の天才ユダヤ人は「儲けたいなら砂糖を客の口に入れろ」と言っていました。

これは砂糖が強い快楽で、かつ中毒性が高く、さらにタバコなどに比べて合法的である点からだと思います。

例えばコカコーラなどは砂糖そのもの。

コカコーラは今や世界で売れる最強商品ですから、合点がいきますね。

本題に戻ります。

このような原理から考えると、おのずと表題の意味がわかってくると思います。

「締め切りがないと、人は買わない!」

これです。

ちなみにエチチ商品!とか、即転売しても儲けが出る超お得商品!のような快楽に直結する商品であれば、別に締め切りがなくとも売れます。

が、それでも締め切り効果は絶大で、掛け合わせることで鬼のように売れます。

そこで今回は、

この鬼のように強い締め切り効果を、自社のセールスプロモーションでどう活かすか?

という点について、初心者でも即使える形で紹介します。有料noteなど自分の商品を持っている人なら誰でも使えます。

当講座で得られるメリットは、下記の通り。

・締め切り効果を使ったセールス手法がわかる
・商品の新作発表時に初速の売上を2倍〜3倍にできる
・交渉時に相手に判断をせまる応用技が使える
・人間心理の根っこが理解できるのでセールス力が上がる
・自他ともに締め切りをつける癖がつく
・相手に納期を守らせるコツがわかる

では講座を始めます。まずは、あなたが新作商品を発表する、という仮定で締め切りをどう使うのか書いていきますね。

新作の初速売上をブーストする締め切りの作り方

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¥ 790

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