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子猫のあそび

こんにちは、妻です。

突然だが私は遊び心というのもが欠けていると思う。
おもしろいものやおもしろい人は大変好きだし、カードゲームやボードゲームなどのルールが明確な遊びも好きだ。

だがこどもの遊び相手などの、ルールやゴールがない遊びは苦痛である。
アラフォーともなると、リカちゃんが朝起きて着替えて舞踏会に行くというストーリーでは興奮できない。大人になったらみんなそんなもんかとも思うが、大人になってもできる人はできるようなので、私はただ成長と引き換えに遊び心を失っただけである。

前置きが長くなった。猫の遊びの話です。

ルルは釣竿型のおもちゃが大好きだ。
釣竿の糸のさきっぽに羽がついてるやつ。
釣竿を持つやいなやモノカゲに隠れて狙いを定めている。
最初のころは「羽が見えなくなる瞬間」に食いついてきていたが、
最近は「羽が見え始める瞬間」に食いつくのがブームのようだ。
あとヒュンヒュンとすばやく動く羽より、じりじりとゆっくり動く羽の方がお好みだ。(ヒュンヒュンはルルの視線をひきつける効果はあるが、飛びかかるほどの魅力には欠けるようだ)
ダンボールやキャリーケースなどの障害物のうしろに羽を隠すと、障害物の左右どちらから羽が出てくるかを予想して待ち伏せもする。そして「羽が見え始める瞬間」に食いつく。さぞかしブームのようだ。

ルルはごはんと同じくらい遊ぶのが好きなようで、よくおもちゃ置き場のそばに行っては、こちらをじっと見てくる。犬のようにおもちゃを持ってきたり吠えたりはしない。ただ、じっ…と見てくる。プレッシャーだ。

そして冒頭で申し上げたように私は遊び心がない。そのせいかわからないが、猫の遊びは退屈だ。最近ちょっと修行のようになってきた。飼い猫が修行を強いてくる。岩を切ったりお茶の掛け合いを強いてくる。
猫の呼吸か?猫柱になれと言うのか?

時事ネタを放り込んでみた。

いちばん良いのは、こどもたちがルルの遊び相手になること。
こどもはタブレットでマイクラをしたりテレビでyoutubeを見たり、うっせーうっせーうっせーわと歌ったりする以外にやることがなさそうなので、暇なこどもと暇な猫が同時に健全な方法で暇をつぶせることになる。これって最高やん?

アラフォーの私より、元気いっぱいのこどもたちの方が、猫柱になれる素質があることに、早くルルに気づいて欲しいアラフォーなのでした。

アラフォー柱より

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