大阪Ruby会議04に行ってきました
大阪Ruby会議04に行ってきました。一人で大阪旅行するのが忍びなく前日入りして家族でUSJに行ってからの会議参加。USJアピするためにマリオの帽子を持っていきました。
1日1レーンなのでセッションを選ぶ悩みも、翌日を考えることもなかったのでかなり安心して参加できました。会いたかった人にも会えたりとリアルイベントの良さを満喫しました。その他の地域Ruby会議にも参加したいけど直近のは見送り予定。次はKaigi on Rails 2024で会いましょう!
After PartyのLTも良かった。飲みながら技術について楽しそうに話す人達を見るだけでも技術良いなぁと思う。自分の新卒SES出向先に少しズレて入社されたエンジニアの人に会って昔話したのもエモかった。世間は狭いですね。
After Party後に大阪の友達のバーに行ったんですが、なぜかその場のノリでスポーツ選手みたいにTシャツ交換させられて大阪は怖いところだなと思いました。
以下はメモが残っていたセッションの感想。
Keynote: 最高の構文木の設計 2024年版
そもそも構文木を知らなかった。RubyKaigiでもパーサーの話は出てくるけど中でどうやって活用されているのか知らなかったので楽しく聞けました。またRubyの構文が自由に書けるがゆえの苦労があるのだなと思いました。
『これを三項演算子って呼ぶと怒られる?』みたいな発言があった気がするけどあれってどういうことだったんだろう?(解説いただきました)
『抽象ということは何か情報が落ちている』それはそう。なんだけどこの表現とても刺さり、他のことでもこの考え忘れないようにしないとなと思った。
dRuby 入門者による あなたの身近にある dRuby 入門
分散オブジェクトシステム入門という感じで普段触れていない技術の話が聞けたのが大きめなカンファレンスの良さだなと思った。
makicamelさんの登壇はいつ聞いても本人のワクワクが伝わってくる。「すごくないですか?! すごいですよね!ヤバくないですか?!」が本当に技術好きなのが伝わってきて良かった。
RubyKaigi公式スケジュールアプリ開発で得た、Hotwireの使い方
Hotwire実運用の話、なかなか見ないので助かる。
HTMLのセマンティクスを尊重したい話はとても納得。
tableタグの制約でTurboタグ入れられず構造が複雑化するところや、モーダルを切り出す部分、意図しないDOMがブラウザに残るあたりはちょっと不安に感じた。
Re-line 〜 IRB・Reline 複数行編集の裏側
スライド:https://drive.google.com/file/d/19g1BQ9YuTQhr_HYEQk2Ktr9ZIeONSuO9/view
『当たり前のことを当たり前にやるとソフトウェアは確実に良くなる』
とてもエモかった。当たり前のことを当たり前にやっていきたい。
競技プログラミングでみる Ruby の豊かさ
競プロやってみようと思った。短く書くことというより「これはこうも書ける」というレパートリーの多さは必要に応じてプログラミングの幅を広げると思うし、コードリーディングにも役立つと思った。
あと普通に怪奇なコード書きたい。
どうしてこうなった?から理解するActive Recordの関連の裏側
`inverse_of` オプションあまり気にしたことなかったけどこういう挙動をするのか、ここを気をつけないといけないのかという気付きがあり持ち帰りやすくありがたかったです。
Keynote: 令和の隙間産業——PicoRubyはどこから来て、どこへ行くのか
「誰の役にも立たない話をします」と始まったものの、めちゃめちゃアツくワクワクする話。
「これはキーノートだと思って聞くからキーノートになるのだ」
というのが一番刺さった。あの場を作るのは登壇者だけではないし話された内容から何を見出してどう反応するかは参加者全員に責任があるのだ。
会場全体でライブを作っている感じがありとても興奮しました。